藤井武美&百川晴香、撮影最終日に号泣 注目の女優2人が映画で共演
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多香子役の芳根京子とも息が合ったという。「3人同じ空気感で過ごせたよね。気を遣っているわけでもなく、無理なくいつもの自分で撮影中過ごせました」と藤井が振り返ると、「3週間ぐらい静岡で撮影したのですが、朝昼晩、お風呂に行くのもいつも一緒! 長い修学旅行みたいでした。最終日は3人とも号泣でした」と百川も語る。
3人の仲の良さが現れているのが、『雨に唄えば』のパロディシーン。「私たち歌が下手すぎて、レコーディングが大変でした。楽譜をいただいたし、鼻歌だったので、いける!って思ったら全然いけなかった(笑)。多香子がメインで歌っていて、私たちはコーラスでした」と百川が暴露すれば、「エリカ、本業はアイドルだよね!?」と藤井から愛ある突っ込みが。撮影中は終始こんな調子だったそう。
現在、百川は、テレビシリーズ『ウルトラマンX』でルイ役としても出演中。「初めて明るいキャラクターの役をいただいたんです! アイドルをやっているからこそいただけたと思うのでとても嬉しいです。今後も女優のお仕事を続けたいと思っています」。
藤井は、映画『猟奇的な彼女』(01)などで知られる韓国のクァク・ジェヨン監督の日韓合作映画『風の色(仮題)』のオーディションでヒロインに抜擢された。「スタッフもほぼ韓国の方でした。空気感も違うし、監督のやり方も日本のとは違うけど、とにかく楽しかったです。監督はおやじギャクが大好きな気さくな方。現場ではふたりでふざけていました(笑)」。
今後、様々な場面で活躍が期待できそうなふたり。まずは、瑞々しい感性が光る演技を現在公開中の『向日葵の丘 1983年・夏』で注目したい。(取材・文・写真:小竹亜紀)
(スタッフクレジット)
ヘアメイク&スタイリング:山崎惠子
(衣装クレジット)
衣装協力:AS KNOW AS PINKY、yasue sato、keika、cla’lat