チャニング・テイタム、結婚生活に言及 女優である妻のラブシーンは「嫌だ」
男性ストリッパーたちの内面を掘り下げた人間ドラマ以外に、本作の大きな見せ場となるアンバー・ハードとのダンスパフォーマンスについて、チャニングは、事前に「何千人もの人の前で、楽しいけれど少しクレイジーなシーンになると思うけれど、大丈夫かい?」とアンバーに尋ねたと話す。「ぜんぜん、平気よ」と二つ返事だったというアンバーについてチャニングは、「ぼくはリアルライブでやったことはあるけれど、何千人もの前で服を脱ぐのは『これはヤバイ』と足がすくむほどだった。このシリーズでは100パーセントやる気にならないと出演できない。気持ち的にコミットしないと出来ない。アンバーもそうだったんだ」と述懐した。
加えて、チャニングは『ステップ・アップ』(06)共演後に結婚した妻で女優のジェナ・ディーワンとの結婚生活についても言及。「役者同士なので、彼女はいろんな観点からいろんな意見を言ってくれるけれど、作品の中で男女が親密になるシーンでは、ぼくは妻が性的なラブシーンを演じているのを観るのが嫌だと思うけれど、妻の方は僕が誰かと心が通じてつながっているという親密な感じが気に入らないみたい。男女の違いって面白い」と語り、「この映画は気に入ってくれてるみたいだよ(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメントした。(取材・文:福住佐知子)
映画『マジック・マイクXXL』は10月17日より全国公開。