松尾スズキ、初共演・青木崇高をネット検索 “熱いヤツ”イメージに困惑?
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かつて青木が出演した連続テレビ小説『ちりとてちん』(2007~08年)と同じNHK大阪放送局制作で、さらに藤本による脚本と縁のある本作。青木は「お世話になった人もいますけど、だいぶ経っていますからね…。でも、『ちりとてちん』で落語に触れていたから、今回できたというのはあるかも。ベースがあったというのは大きいですね」としみじみと語る。今回の役については、「僕は万吉ほど元気じゃないので、こういう人がいてくれたらなというゾーンに寄せて演じています」と打ち明けた。
時代劇としては若いキャストが多い本作だが、共演者について松尾は「皆、うまいですよね。感心しちゃう」とつぶやき、「北村(有起哉)君もうまいし、青木君もいろんな手を出してくるし、徳井(優)さんも精密機械のような芝居をするし。(岸部)一徳さんの存在感はすごいしね」と絶賛。大人計画の劇団員と比べてどうか聞いてみると、「劇団員もピンからキリまで、松竹梅がありますからね。梅セクションが厄介なんですよね」とシブい表情を見せていた。
どんな人に見てもらいたいか、質問を投げかけると、松尾から「贅沢ができない人。今、ネットとかで面白い海外のドラマが見られるじゃないですか。お金がなくても贅沢なドラマを見られるということで」と肩肘張らない答えが。青木は「子どもに見てもらいたいな。構えることなく見てもらえるんじゃないかな」と目を細めた。(文・写真:梶原誠司)
木曜時代劇『ちかえもん』は、NHK総合にて1月14日より毎週木曜20時放送(全8回)