浅野温子『あぶない刑事』、タカとユージのカオルへの30年愛
「わたしが撮影入りしたのはタカとユージの前にフランス人風の格好で現れるシーンだったんだけどね。もう舘さんと恭兵さんが冷たいったらないの。相変わらず、私、カオルのことを完全に無視。あ、この冷たい空気、来たな!っていうね(笑)。一瞬で『あぶ刑事』の世界に戻れますよね。そこに(仲村トオル演じる)透が入ると、年下にまで無視されちゃう(笑)。このがんじがらめの冷たい空気がたまらないわけ。まぁ、私を、カオルをみんなが愛しているっていう裏返しなんですけど。って本当かな(笑)」。
カオルを、そして『あぶ刑事』の世界を愛しているのは浅野自身も同じだ。「“さらば”なんて絶対に嘘だよって思ってる(笑)。ただね、監督もスタッフもみんな歳を取ってきちゃったからねぇ(苦笑)。でもカオルにはずっとパワフルでいてほしいと思ってますね。ずっと金と男を追い続けてほしい。自分のスタイル、いやファッションを貫いていってほしいですよ。アッハッハ!」。底抜けに明るい浅野が演じるカオルも、時代を超えて愛される『あぶ刑事』の世界も、不変だ。(取材・文・写真:望月ふみ)
『さらば あぶない刑事』は1月30日より全国公開。
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