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石原さとみ、『シン・ゴジラ』役柄は庵野作品を意識「エヴァに登場するような女性」

映画

映画『シン・ゴジラ』出演の石原さとみにインタビュー
映画『シン・ゴジラ』出演の石原さとみにインタビュー クランクイン!

 国内では12年ぶりとなるゴジラシリーズの新作『シン・ゴジラ』が公開を迎えた。多くのことがベールに包まれている本作で、日本人の祖母を持つ米国大統領特使カヨコ・アン・パタースンを演じたのが女優・石原さとみだ。生い立ちや境遇自体が、すでに物語に大きな意味を与えるという難役に「胃が痛くなるような時間でした」と心境を吐露した石原。そんな彼女に作品に込めた想いや、充実した“いま”について聞いた。

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 60年以上の歴史を持つ『ゴジラ』シリーズ。これまで数々の作品が世に送り出され、エンターテインメントという側面だけではなく、ゴジラの存在や誕生した意味など、多くのイデオロギーや哲学が詰まった作品内容は、さまざまなことを世に問いかけてきた。本作でも、庵野秀明総監督の脚本のなかに、多くのメッセージが込められている。

 石原自身も脚本を読んだ際に「すごく怖くなりました」と率直な感想を述べると「ゴジラという存在が提示しているものって何なんだろうって考えさせられたし、ゴジラの行動や誕生した原因、行動などはすべてに意味があると思うんです。しかもそれは、これまで生きてきた人生経験や知識によって、捉え方が大きく変わる。私はすごく重く受け止めました」と強い視線で語る。

 石原演じるカヨコ・アン・パタースンは、米国大統領特使という立場でありつつ、祖母は日本人という役柄。これまでのゴジラシリーズの一つのキーワードである“核”という側面では、日米という二国の文化を内在しているという、設定自体に大きな意味を持つ存在だ。「立ち位置としては、空気を変えることと、巨大不明生物が何であるのかを伝えること。その中で、『エヴァンゲリオン』の中に登場するような、庵野さんの描く女性像が視聴者の目に映ったらいいなと思って演じました」と役へのアプローチを語る。

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