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本仮屋ユイカ、上川隆也に「付いていって良かった」 絶賛する理由とは

エンタメ

 そもそも、本仮屋と上川は、本格的な共演は本作が初。「現場を端から端まで見ている。それは俳優さんのお仕事じゃないんじゃなかろうか?っていうことまで積極的にされていて、現場で立ち働いているイメージでした」。
 
 さらに、暑い夏の京都での撮影だったことから、「上川さんは、ずっとダークスーツを着ていらしたので、本当に暑かったと思うのですが、そんな中でも、集中力が途切れない。難しい事件を描いた作品なので、うっかりすると落としちゃうようなつじつま合わせにも、気づかれることがとても多くて、やっぱり、この人に付いていって良かったと思いました」と絶賛した。

 絶妙なチームワークを感じさせる、上川と本仮屋が作り上げた本作は、複雑に絡み合った贈収賄事件の真相と、佐方の亡き父が残した29年前の謎も明らかになっていくという大きな2つの柱を軸に、物語が進んでいく。その謎が深く絡み合い、重厚な物語を紡いでいくのだが、そんな物語の中にあって、上川と本仮屋のやり取りは一種の、ホッとできるひと時ともなっている。「動揺したりきゃんきゃん怒ったりする加東と、決して動揺せず、ブレず、冷静に進んでいく強さを持つ佐方の対比は見どころです。2人がいることでよりコントラストが強くなっていると思うので、2人一緒のシーンを楽しんでいただきたいです」。

 上川が作り上げた佐方という魅力的な人物と、その相棒として活躍する本仮屋の演技に注目だ。(取材・文・写真:嶋田真己)

 ドラマスペシャル『検事の本懐』は、テレビ朝日系列で12月3日21時より放送。

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