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M・ファスベンダー「情熱だけではできない」 大作映画プロデュースで学んだものとは

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『アサシン クリード』マイケル・ファスベンダー インタビュー
『アサシン クリード』マイケル・ファスベンダー インタビュー クランクイン!

 全世界で9600万本以上売り上げた人気ゲームシリーズを映画化した『アサシン クリード』。本作で主人公カラム・リンチ(アギラール・デ・ネルハ)を演じた傍ら、プロデューサーとしても携わった人気俳優マイケル・ファスベンダーが、本作を通じた映画人としての成長などについて気さくに語ってくれた。

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 『アサシン クリード』は、現代と15世紀ルネサンス期のスペインを舞台とするミステリー・アクション。記憶をなくした死刑囚カラムが、DNAの記憶を呼び覚ますマシン「アニムス」を使って祖先アギラールの人生を追体験し、神に禁じられた秘宝“エデンの果実”の行方を追う。

 主演のマイケルは、過去に「世界で最もハンサムな顔100人」で1位にも輝いたことのある人気俳優。本作では、2役を演じ分ける。「カラムとアギラールという二人は全然違います。カラムは心理的なキャラクター。アギラールは肉体的なキャラクターだと捉えていました。アギラールの方は仲間がいるし、所属している部分があって自分の使命感を持っているけど、カラムは誰も信用していない。何をしていいのか分からない中で、アギラールの人生を追体験することで、自分より大きな目標や意義を見つけていきます」。

 スタントマンを使った30m以上のダイブなどで注目を集めるアクションシーンについては「大きな爆発的な動きがあったかと思えば、すごく静かになったりする。ある意味ゴムの伸び縮みのような、踊りのような部分もあったと思います。ゲームの中でも非常に表現力のある動きがあったりして、そういう洗練された動きがあったので研究して取り入れました」と解説した。

 中でも「最も難しい挑戦だった」と話したのは、エデンの果実の表現。「ゲームの中では探し出すことが重要で、次の旅のヒントにもなる存在です。映画化する上でどう取り込んでいくか考え抜いた末、テンプル騎士団にとって裏切りを象徴し、アサシンにとっては自由意思を象徴しているもの、そして『人類は、自由に決められる選択肢がある』ということを象徴する存在にしました」。

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