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中野裕太、俳優業への強い決意「忘れられてもいいから」仕事全て降板した過去

映画

 「この映画を撮り終えたとき、ちょうど30歳になったんです。まさにゼロからのスタート。そういった意味では“俳優・中野裕太”を産んでくれた作品。今までは研究生として役者以外にいろんなことを経験してきましたが、やっと映画人として1歩踏み出せたかな」と思いをかみ締める中野。今後の夢は「秘密です」とニッコリ笑いながらも、堪能な語学力を活かし、すでにグローバルな活動を展開中で、「去年の年末にはポルトガルで、4月には中国で映画を撮影してきました。いろんなところへ行き、いろんな人と触れ合い、いろんな作品に携わることは楽しいですね」と近況を明かしてくれた。

 本作は、日本人男性と台湾人女性のカップルの日々を綴った大人気のフェイスブックページ(新潮社よりフォトブックも発売)を基にしたラブコメディー。つかみどころのない“日本緩慢男”のモギさん(中野)と好奇心旺盛な“台湾全力女子”のリンちゃん(ジェン・マンシュー)がフェイスブックを通じて出会い、次第に惹かれ合っていく姿をコミカルに描く。映画館で観ていただく以上、「単なるノンフィクションにしたくなかった」と語る中野は、現代の若者を象徴するモギさんを自然体で好演。「SNSや国際的な遠距離恋愛など設定はモダンですが、裏に流れているのは普遍的な恋愛物語。そういったクラシカルな要素をファンタジーとして描いているところがこの映画の魅力」とアピールした。(取材・文・写真:坂田正樹)
 
 『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』は5月27日より新宿シネマカリテ、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場ほか全国にて順次公開。

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