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『セトウツミ』高杉真宙&葉山奨之、真逆の性格の2人の共通課題は“大阪弁”

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 現実を冷静に受け止め、プレッシャーをパワーに変える高杉と、自分たちにしかできないものを積極的に作ろうと自らを奮い立たせる葉山。対照的な2人の性格は、インタビュー中も絶妙な空気感を醸し出す。「真宙は人見知りで、僕は社交的。だから自分からアプローチして、彼の心の壁を突破しようと思った」と葉山が快活に語ると、「フレンドリーに接してくれて本当に助かりました」と高杉が肩をなでおろす。まさにリアル『セトウツミ』だ。

 撮影開始から約1ヵ月半、すっかり打ち解けた高杉と葉山。目下の共通の課題は“大阪弁”と“笑いの間”。とくに福岡出身の高杉は、「方言の先生にマンツーマンで教えていただいているのですが、全てが難しい。イントネーションが全然違うので、感覚的には独立した国家の言葉を覚えている感じ」と苦笑い。大阪出身の葉山でさえ、「僕が住んでいた地域と、ドラマの舞台となった地域では、ちょっと言い方が違うところがあって。今回、“大阪弁にもいろいろ言い方がある”っていうことを改めて実感した」と深く頷く。

 演じながら笑いを取るという、ある意味、高度な芝居に苦戦する2人は、第1話の放送を観て、「お互い、緊張しているのが伝わってきた」と反省の弁も。高杉はお笑いコンビのフットボールアワー、葉山はダウンタウンをそれぞれ参考にしたというが、「あくまでもドラマとして演じているので、漫才になっちゃいけない。そこのバランスがとにかく難しい」と2人は口を揃えて強調する。

 それでも手応えを感じた葉山は、「映画版よりもテンポが早く、テレビ的で観やすくなっている」と自信をのぞかせながら、「悪いところは修正し、瀬戸ならではのハイテンションをキープしてドラマを引っ張って行きたい」と改めて決意表明。高杉も、「シュールな高校生が変なことをやっている、その姿がとにかく面白い。何も考えずに楽しめるドラマにして行きたい」と意気込みを見せていた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 ドラマ25『セトウツミ』は、テレビ東京ほかにて毎週金曜24時52分より放送中。

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