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ギレルモ・デル・トロ監督、オタクの聖地「中野ブロードウェイ」を卒業

映画

 また、スーツを着てクリーチャーを演じたダグについては、「日本には人形浄瑠璃“文楽”があるが、技芸人の力量によって、ただ人形を動かしているだけの人もいれば、人形と一体化した名人芸もある。ダグはまさに後者。だから彼は、クリーチャーのスーツを身に付けたのではなく、クリーチャーそのものに“なった”んだ」と絶賛した。

 ところで久々の日本、今回も“中野ブロードウェイ”に行って、スーツケース一杯にお土産を爆買いしたかと思いきや、「行くには行ったけれど、何も買わなかった。この映画で僕は大人になったようだ」と笑顔を見せる。「この映画に全財産を注ぎ込んだ、ってこともあるけれど、僕にとっては不思議な存在で、何かを“買う”と衝動を抑えてくれる力がある。今でも中野ブロードウェイは大好きだけれど、それ以上の満足感を知ってしまったんだ」と力説。

 ファンにとっては、ちょっぴり寂しい話だが、デル・トロ監督は自信満々の表情を浮かべながら、「その代わり、これから楽しい映画をたくさん作るよ!」と約束してくれた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『シェイプ・オブ・ウォーター』は全国公開中。

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