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黒島結菜、実写化作品で活躍「別物を作ろうという感じ」

映画

黒島結菜、『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』インタビュー
黒島結菜、『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』インタビュー クランクイン!

 2017年はヒロインを務めた映画『サクラダリセット』の前後編が公開されたほか、主演ドラマ『アシガール』が放送されるなど、大活躍を見せた沖縄出身の若手女優・黒島結菜。映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』では自分を変えようと奮闘するヒロインを好演した彼女に、小瀧望や高杉真宙との共演秘話、沖縄から上京した当時のエピソード、そして実写化作品に対する心構えなどについて話を聞いた。

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 ささいなことから東京の高校での友人関係がうまくいかず、北海道へ移住してきた高校生の住友糸真(黒島)が、転校先の人気者である舘林弦(小瀧)や桜井和央(高杉)と織りなす恋模様を描く本作。黒島は「共通点は少ない(笑)」という糸真の魅力について「好きだったら好きと言うこととか、(川栄李奈が扮する)晴歌にいじめられても、次に会ったときに『おはよう』と話しかけたりとか、無視されてもちゃんと向き合おうとするところは、すごいなと思います」と分析。自身の芝居については「ネガティブな部分もあるけど、糸真は思っていることをはっきり言うんです。そういうところは、演じるうえでもバランスを取るのが難しかった」と振り返る。

 「常に見ている人(観客)のことを考えながら演じていた」と現場の空気を表現する黒島。小瀧については「良い意味で明るくおちゃらけたムードメーカーみたいなところがあった」というが、「普通にしゃべっていると関西弁が出るし、ラフな感じで話すんですけど、お芝居になるとすごく一生懸命でした」と回想する。高杉については「(芝居の)バリエーションが多くて。いろいろなプランがあるのだと感じました。だから、毎回どういう感じで来るのか楽しみでしたね」と印象を明かす。

 物語の序盤では、糸真の慣れない環境への戸惑いが描かれるが、黒島自身が沖縄から上京したときは、ポジティブな驚きが多かった。「全部が新鮮で。ネガティブな方じゃなくて、ポジティブな意味で毎回驚いていました。ビルが高いからずっと上ばっかり見ていましたし(笑)、人も多いなあと思ったり、電車の車両が長いから驚いたり」。また、「沖縄の緩い感じを引きずっちゃだめだなと思って、時間はちゃんと守ろうって気にするようになりましたね」と数年前の出来事に思いを馳せる。

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