福士蒼汰、挑戦したいのは「狂気的な役」 笑顔に隠された野望
撮影で使用した扇子は、場面ごとに重さや形状が異なり、扱いには苦労が絶えなかったという。「扇子を浮かしてキャッチするシーンがなかなかできなかったです。バランスを取るのが難しいうえに、練習用と本番用では違う扇子。普通の扇子でできたことが本番の扇子でできなかったりして、何テイクもやりました」。
アクションシーンをノースタントで撮影中、福士は足の指の骨にケガを負った。そんな肉体を酷使したアクションの見どころは「クライマックスです。100人以上を相手に戦っている感じのシーンだったのですごく必死でした。やられるシーンもあって、一人の人間、兄として弟を助けに行くという天火の兄弟愛が表れている。いいシーンだなと思います」とアピールした。
2011年に役者としてデビューして以来、女性ファンを虜(とりこ)にする恋人や正義感あふれるヒーローを演じることの多い福士。今後チャレンジしたい役柄を尋ねると「いろいろあります」という。その一つは、まだ一度も演じたことがないという「狂気的な役」。「(オファーがなかなか来ないのは)自分にそういうイメージが無いんだろうなと思うんですが、だからこそより狂気的にお見せできるはずです」と微笑んだ。(取材・文・写真:桜井恒二)
映画『曇天に笑う』は全国公開中。