二階堂ふみ、沖縄奄美ロケで「おばあちゃんに拝まれました」
大河ドラマ『西郷どん』は、舞台を江戸から南国・奄美へと移した。吉之助(鈴木亮平)は島津斉彬(渡辺謙)の急死をきっかけに失脚、幕府を追われ、奄美大島に送られる。そこで吉之助に大きな影響を与える存在が、二階堂ふみ演じる愛加那。奄美では島の人々から広く慕われる存在となっている愛加那を演じるにあたって、二階堂が思いを語った。
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二階堂は吉之助を演じる鈴木について、「身体も心も大きな方でドシッと受け止めてくださるんです」という。なので愛加那として接していくにあたり「頭で考えるよりは体当たりに近いような感じで、愛加那として自分の中から出てくるものをぶつけたいという気持ちです」と語る。
愛加那を演じるにあたり奄美の大自然にも助けられた。「自然のパワーをいただきながら演じていました。自分自身が自然に愛加那さんになっていくような感じでした」という。
そんな愛加那のキャラクターについて「女性としてだけではなくて、人として、どんなものにも臆さないところが尊敬できます。目の前にどんなに大きな壁があったり、悲しいことが起きても、自分から当たっていって壁を壊していくような方。私は愛加那さんほど強くはないと思うんですけど近しいものを感じました」といい、そんな強さの一方、「繊細さも持っていて、相手を表面だけでは判断しない。その中にある悲しみだったり、背負ってきた過去を感じ取るようなところがある気がします」と評する。
愛加那が吉之助に惹かれるポイントとして、「『今まで自分は何も知らなかった』と謝られる場面があります。外から来た方が相手の性別問わず頭を下げて、『島のことを僕に教えてください』とおっしゃる。それは、とぅまさん(愛加那の結婚前の名)の心が動いたきっかけになったんじゃないかなと思います」という。