清原果耶、2019年ブレイク必至女優 素顔は「1人でいることが好き」

2015年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューし、モデルとしても活動を続けている清原果耶。16歳になった2018年は、初主演ドラマ『透明なゆりかご』(NHK)での繊細な演技や、元気あふれるCMなどが反響を呼び、その存在感を増した。2019年はさらなる飛躍が期待される彼女。そんな清原が、昨年2018年の振り返りから、今後の仕事への向き合い方や、プライベートでの抱負を語った。
【写真】清原果耶インタビューフォト集
単発ものを含め、5作のドラマが放送、1本の映画が公開になった2018年。中でも反響が大きかったのが、NHKドラマ10『透明なゆりかご』だ。見習い看護師のアオイが、産婦人科の現場で、命の素晴らしさ、強さ、尊さ、厳しさ、悲しさを感じさせるさまざまな現実に、真正面から向き合っていく。
反響は清原の耳にも届いていた。
「悲しみや苦しみも見つめている作品なので、『私は辛いです』とおっしゃる方もいらっしゃいました。ただ肯定的なだけではなく、そういった意見も届くくらいの反響をいただけたことを、すごくありがたいと思っています。自分のお芝居に対してはいろいろ思うことはありましたけど、すごくキレイで、同時に、痛い、深い作品になっていると自分でも思えました」と振り返った。
「主演ドラマや映画のヒロインだったり、主題歌を歌わせていただいたり。いろんな方向のお仕事を経験させていただいて、本当に充実した年でしたが、もっともっと知識も技術も身に付けなければと思っています。“こういう感じが清原果耶です”と確立せずに、いろんなお仕事を経験して、楽しみながらできたらいいなと思っています」と、ほほ笑む。
2019年は年明けからドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(フジテレビ系/1月6日21時放送)、GReeeeNが自身の同名曲を基に脚本を担当した映画『愛唄 -約束のナクヒト-』(1月25日公開)、俳優の山田孝之がプロデューサーを務める『デイアンドナイト』(1月26日公開)が控える。先に出た主題歌を披露するのは『デイアンドナイト』だ。
「山田さんはすごく優しい方で、お父さんのような温かさで接してくださいました。キャストではなく、プロデューサーという立ち位置で現場に入られて、みんなが過ごしやすい現場づくりをされていて、土台からしっかり支えてくださっているのを感じました」と感謝した。
2019年の活躍も間違いない清原。休みはなかなかなさそうだが、プライベートでは「1人で旅行に行ってみたい」と告白する。
「私、1人でいることが好きなんです。そういう時間は普段から大切にしていますが、旅行に行ったら、より1人ですよね(笑)。自分を見つめ直せる時間にもなりそうですし、今年は無理でも、10代のうちには、1人で旅行をしてみたいです」。
そして2019年の抱負を宣言した。「しっかりと自分を見失わずに、丁寧に、何事にも真摯に向き合っていけるように努力したいです。お芝居も、とにかく丁寧に。これに関しては、絶対に守りたいと思います」。(取材・文:望月ふみ 写真:松林満美)