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神谷浩史、『おそ松さん』6つ子メンバーへの感謝とプレッシャー

映画

『えいがのおそ松さん』神谷浩史インタビュー

『えいがのおそ松さん』神谷浩史インタビュー(C)赤塚不⼆夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019

 赤塚不二夫の名作ギャグ漫画を原作に、ニート生活を送る6つ子たちの生活を描いて話題となったTVアニメ『おそ松さん』が、完全新作劇場版『えいがのおそ松さん』となってスクリーンに登場する。予想のはるか斜め上を行く展開に加え、クズだけどどこか憎めない6つ子たちを、人気・実力を兼ね備えた豪華声優陣が演じて、観る者の心を鷲づかみにした本シリーズ。チョロ松役の神谷浩史は「映画にするの!?」と率直な思いを吐露しつつ、「このメンバーに入れてもらえて、本当によかった」と6つ子役の共演者陣への信頼感を口にする。神谷が本シリーズから受ける刺激。そして、声優業の醍醐味(だいごみ)までを語ってもらった。

【写真】18才の自分たちに会いに『えいがのおそ松さん』場面写真

 『えいがのおそ松さん』では、6つ子たちが高校の同窓会に参加。社会人として活躍する同級生たちと再会した彼らは、対照的な自分たちの現実に打ちのめされ、やけ酒をあおり眠ってしまう。しかし翌朝、彼らが目にしたのは“過去の世界”。真実を知るため、6つ子たちは18歳の自分たちに会いに行くことにする…。

『えいがのおそ松さん』神谷浩史インタビュー
 「映画にするの!? と。台本を渡されるまでは、本当かどうか怪しいもんだと思っていました」と笑う神谷だが、実際に台本を読むと「おそ松たちは、スターだった」と気づかされる内容だったという。「こぼれ話のような短編をいくつか見せていくのか、1本の長編映画として作るのか、どういうアプローチになるんだろうと思っていました。いただいた台本の内容は後者。“その人たちが出ていれば、映画としてのストーリーが作れる”となるためには、そのキャラクターにいろいろなものが集約されていないとできないこと。おそ松たちって、本当にスターだったんだなと実感しました」。

 6つ子が過去の世界に迷い込み高校生の自分たちと出会うというストーリーに感じたのは、「第1期、2期があったからこそ、できた映画。“過去の世界で高校時代の自分たちに会う”という展開は、よくあるといえば、ある話で。変化球を投げ尽くして、結果、王道に戻ったような気がしました」という“王道感”。とはいえ、そこは『おそ松さん』。「『おそ松さん』じゃなくてもよく語られている話の切り口を、『おそ松さん』でやったらどうなるのか。『おそ松さん』ならではのストーリー展開になっています」というから、期待が高まる。アフレコでは18歳のチョロ松も演じたが、「現場ではウケていたので、よかったなと思いました。劇場でもウケるといいな」と笑顔を見せる。

18歳のチョロ松『えいがのおそ松さん』
 神谷と共に6つ子を演じているのは、櫻井孝宏、中村悠一、福山潤、小野大輔、入野自由といった豪華声優陣だ。「ギャグだけに、集中力が必要」と本シリーズの現場について語る神谷は「このメンバーに入れてもらえて、本当によかったです。ずっとそう思っていますし、これからも思い続ける」と、改めてこのメンバーで6つ子役を演じられたことへの感慨を話す。「このメンバーの中にい続けるためには、努力し続けなければいけないというプレッシャーにもなる。誰もが“この6人だからこそやらなければいけないこと”に対して、猛烈に真摯にアプローチしている気がします。“面白いものを見せてくれよ”ということに対して、みんな嬉々としてアプローチしている。“これは面白いな、こんなアプローチは思いもしなかった”ということを、やり続けている人たちです」とたっぷりと刺激を受けている。

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