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鈴木敏夫プロデューサーが明かす ジブリが短編を作る理由、宮崎駿の“神髄”

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 鈴木氏の話す“腕のいいアニメーター”とはどんな人なのだろうか――。「それは演技ができる人だよ」と明確な答えが返って来た。絵のうまさはもちろんだが、キャラクターを魅力的に動かせる人。そこには飽くなき人間観察が必要で、常に人の動きを見て、どうキャラクターを動かせば、感動を与えられるかを実践できる人だという。

伊藤園 Web アニメーション「となりのおにぎり君」 (C)2016 Studio Ghibli
 その意味で、宮崎監督は圧倒的な取材力と観察力があったという。「宮さんが描く人や建物は、すべて自分が目で見たもの。自分のストックを使い切ったと思ったら、また取材に行くんです。でも決して写真には撮らない。自分の目で見たものと、映像や写真で見たものは絶対に違うんです。それが作品には出ていると思います」と宮崎監督作品の神髄に触れる。

 「短篇を元に長篇を作ろうという意識はない」と語った鈴木氏。あくまで一つの作品として、クリエイターたちの細部にわたるこだわりが詰まっている作品群は、まさに「長篇ばかりがジブリじゃない」というキャッチフレーズにふさわしいと唸(うな)らされる。(取材・文・写真:磯部正和)

『ジブリがいっぱいSPECIALショートショート 1992-2016』ブルーレイジャケット 7月17日発売 ブルーレイ:4700円(税別)、DVD:3800円(税別) (C)2019 Studio Ghibli

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