“性に奔放”なヒロイン役・内田理央、プライベートは「恋愛体質じゃないんです」
■プライベートでは「恋愛体質じゃないんです」
そんな内田だが、プライベートでの恋愛観は桃江と正反対。タイトルにちなみ「来世でちゃんとしたいこと」を聞くと、目を輝かせてこう話す。
「来世では超恋愛したいです。私は恋愛体質ではないので、どちらかというと桃江じゃなくて、全然恋愛ができない梅ちゃんの方がしっくりくるんです。桃ちゃんぐらい人を好きになりたいですね」。
恋愛に本気になれない自分に対して、焦燥感も垣間見せる。
「本当に心から死んでもいいぐらい好きになったことがないんです。『みんな大好き』という感じで、ひとりをLOVEにならない。LIKEです。冷めてるんだと思います...。人に興味がないのかな。興味を持ちたいですよ。今の私の一番の悩み。私の周りの人は、彼氏ができたら遊んでくれなくなっちゃうので、その気持ちが分からず孤独です(笑)。だから、好きな人に対して真っ直ぐになれる女の子にとても憧れています。素直に『かわいいな』と思うし、私にはそれができないから、なりたいとも思います」と打ち明けた。
そんな一方で、自身とは正反対である桃江に共感できる部分もあるのだそう。桃江について語る際には自然と熱が入る。
「自分とは全く違う桃ちゃんに、不思議と共感できる部分もあるんです。桃ちゃんの寂しさやむなしさ、切なさは、すごく分かる。女の子の『ちょっとこじらせた感じ』というのは一緒なのかなって思いました。桃ちゃんは、セフレが5人という設定があるからそのイメージが入ってきちゃうんですけど、本当に優しくて、気遣いができるというところが一番すてきな部分だと思います。セリフはハードでキワどいものも多いのですが、お芝居では、男女共に優しくて誰も傷つけない、裏表のない桃ちゃんを見せられたらと思いながらやっています」と力を込めていた。(取材・文・写真:山田健史)
ドラマパラビ『来世ではちゃんとします』はテレビ東京ほかにて1月8日スタート。毎週水曜25時35分放送。