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池田エライザ、フォロワー100万人 SNSの流儀「ネガティブなことは言わない」

エンタメ

■フォロワー100万人、SNSの流儀「ネガティブなことは言わない」


 若手女優のなつめが一歩ずつ階段を進んでいくさまは、どこか現実で池田が歩んできた芸能界でのキャリアと重なる。劇中では、写真家・奈良リミ(中谷美紀)のSNSを通して成功への足がかりをつかんだなつめだが、池田自身にも現在に通じる転機があったと振り返る。

 「モデルとして芸能界に入ったのが中学時代で、初めのうちは与えられたまま仕事をこなすだけだったんです。でも、あるときに事務所の方から『あなたが着ている洋服は誰が作って、どこに売られているものか知ってる?』と問われたときに、自分がどんな影響を与えているのか分からないまま仕事をしていたと気付かされたんですよね」。

 その言葉を受けて、さまざまなファッション誌を読んでみたら、それぞれの洋服にもいろいろな技術や歴史があると知りました。読書も好きだったのでファッションの勉強にのめり込んでいったら、次第に気持ちを持て余すようになってしまったんです。そこから『ファッションってこんなにすごいんだよ』とみんなに共有したい一心で始めたのがSNSでした」。


 ツイッター、インスタグラムで今や、フォロワー数が100万人を超える池田。本作では彼女演じるなつめが、あるつぶやきをきっかけに炎上する場面も描かれているが、自らはインフルエンサーとして「ネガティブなことは言わない」と独自のポリシーを語る。

 「ついうっかり出てしまうときはあるかもしれないけど、後ろ向きな発言はあえてはしないですね。マイナスな姿勢や意見を文字として一生残すことに、メリットは何一つないと思うんです。友達にすら相談するのはハードルが高いのに、私がネガティブなつぶやきをすることは誰も求めていないと思っています」。

■立ち止まりながら、好きなものに打ち込む


 一方で、女優やモデルなどさまざまに肩書きを変えて活躍の場を広げる池田。今夏には初めて監督を務めた映画『夏、至るころ』の公開も控えているが、精力的な活動の原動力は「ただただ好きな気持ち」だという。

 「元々、音楽を作ったり映像を撮って自分なりに編集したりもしていましたが、すべて自主的に勝手にやっていたことなんです。初めから『どこかへ発信しよう』と取り組んでいたわけではなくて、プラモデルを作るような感覚で没頭していただけで、いつの間にか仕事にも結び付いていた気もするんです。

 ふと、他人から影響を受けてばかりいる、と気が付いたときには立ち止まる瞬間もあるんですけど、好きなことをやって冷静になり、また別のものにも打ち込むという繰り返しが楽しくて。劇中のリミと同じく、私は仕事と人生のいずれも100にして分母を200にしたいと考えるタイプなので、これからも興味のおもむくままに自分なりのクリエイティブを突き詰めていきたいです」。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:曽我美芽)

 Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』は、Netflixにて2月27日より世界190ヵ国独占配信。

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