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中川大志、「覚悟が必要だった」ソニック役も『おはスタ』恩師・山寺宏一との共演に喜び

映画

中川大志、『ソニック・ザ・ムービー』インタビュー
中川大志、『ソニック・ザ・ムービー』インタビュー クランクイン!

 日本発の人気ゲームキャラクターをハリウッドで完全実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』で、日本語吹き替え版のソニック役に抜てきされた俳優の中川大志。パワフルで軽やかなソニックを見事に表現しており、共演した声優の山寺宏一も「たいしたもんだ」と驚きのコメントを寄せている。中川は「小さな頃から好きだったソニックを演じられるなんて想像もできなかった。最初はそれを背負う勇気が出なかった」と一度はオファーを断ったと告白。ソニックを演じるにはどんな苦労があったのか。

【写真】22歳を迎え、大人の表情も見せる「中川大志」

◆大好きだからこそ戸惑ったオファー

 全世界シリーズ累計約9.2億本を記録している人気ゲームのキャラクターで、青いハリネズミの“ソニック”を映画化した本作。地球にやってきたソニックが、地球征服をたくらむ天才科学者ドクター・ロボトニックの野望を阻止するため、偶然出会った保安官のトムと奮闘する姿を描く。


(C)2020 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 中川は「ソニックのゲームをやって育ちました。小さな頃からソニックが大好き。ハリウッドで実写映画化されるのも知っていましたし、観るのを楽しみにしていました」とファンとして映画公開を心待ちにしていたそう。それだけに自身に舞い込んだソニック役のオファーに「うれしかったですが、すごく驚いてしまって。ソニックと僕が交わることがあるなんて、一瞬たりとも想像したことがなかったですから」と戸惑いも大きかったという。


 オファーを受けるには「覚悟が必要だった」と明かす。「声優ではない僕が、声の仕事をすることには大きな責任を感じますし、さらに今回は日本を代表するソニックというキャラクター。やってはいけないのかな…という思いもあって。一度はお断りさせていただいたんです」。断った日は「一晩、考え込んでしまった」そうで、「僕のところまでオファーがたどり着いたという事実は、何度考えてみても奇跡的なことだと思って。断ってしまったら後悔するのではないかとも思いました」と悩みに悩んだ。背中を押してくれたのは、ソニックを生み出し、育て上げたセガのチーム。「“やります”とお返事する前に、まずはセガのチームの方々に僕の声の演技を見ていただこうと思って。ディレクションをいただきながら、ソニックを作り上げていってOKをいただけたことで、覚悟を決めることができました」。
 


 収録にあたっては、事前に発声のトレーニングをし、ソニック役に挑んだ。ソニックを演じる上で心掛けたのは、「スピード感」とのこと。「めちゃくちゃ早口なのかと言われれば、そういうわけでもないんです。早口にせず、スピード感を生むために大事だったのは、“緩急”。お客さんが聞いていて気持ちいいリズムやメロディ、テンポ感を探って。それこそが、ソニックの軽やかさ、小気味良さにつながると思いました」。全身全霊でソニック役に立ち向かい、「集中していたので、半分くらい記憶がありません(笑)。体力もかなり使いましたね」とすがすがしい表情を見せていた。

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