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平野綾、斎藤瑠希に安心感「本当に真っ直ぐな心を持っている」

アニメ

(左から)平野綾、斎藤瑠希
(左から)平野綾、斎藤瑠希 クランクイン! 写真:松林満美

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斎藤瑠希

平野綾

 11月26日にディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』が公開された。本作で主人公・ミラベルの声優を務める新人女優の斎藤瑠希は19歳にしてUS本社のオーディションを経てヒロインに抜てきされた超新星。さらにミラベルの姉イサベラ役には、声優にとどまらずミュージカル『レ・ミゼラブル』や『モーツァルト!』などでも活躍する平野綾が抜てきされた。『モアナと伝説の海』(2017)以来4年ぶりの新作オリジナル・ミュージカルとなる本作で圧巻の歌唱を見せた2人に、お互いの印象や今後の展望などを聞いた。

【写真】本当の姉妹みたい 目を合わせてはにかむ斎藤瑠希&平野綾

■「大家族に憧れ」斎藤瑠希・平野綾にとっての“家族”


――さっそくですが『ミラベルと魔法だらけの家』の中で印象的だったシーンを教えてください。

斎藤:姉であるイサベラとハグするシーンは心が「ポワッ」と暖かくなるようなすてきなシーンになったと思います。実はミラベルと同じように私にも姉がいて、もちろんケンカもします。次の日には自然といつも通りに戻っているのですが、普段なかなか口に出して「ごめんなさい」や「ありがとう」を言えていないので、ミラベルとイサベラみたいな関係が理想ですね。

平野:『ミラベルと魔法だらけの家』はミュージカル作品なのですが、中盤で出てくる『秘密のブルーノ』というナンバーが気に入っています。“おじであるブルーノの話をみんなで「しちゃいけない」と言いつついろいろ教えてくれる”というミュージカルナンバーで、ものすごい完成度だと思いました。アニメーションだけでなく、今すぐミュージカル化したいくらいです。私はこの曲が本作の中で1番好きなのですが、ラテンミュージックらしさと、耳に残る印象的なメロディが気に入っています。

――本作では「家族」の絆が描かれていますが、お2人にとって家族とはどういう存在ですか?

斎藤:家族って、ひどいぶつかり合いがあったとしても絶対に切れることのない絆で結ばれていると思うんです。自分にとってかけがえのない存在でもあり、たぶん多くの人にとって、ずっとそばで支えてきてくれた存在でもあるのかなと思いますね。その大切さをこの作品を通して感じてもらいたいです。

平野:うちは家族が少ないので昔から大家族に憧れがあって、にぎやかな家族の一員を演じられてうれしかったですね。子どもの頃から親がディズニー作品を見せてくれていたので、ついにこうして声優を務めることができて「夢がかなったよ」と親に伝えたい思いも。どうしても今は家族だけでなく、人とのつながり自体が絶たれてしまうような状況が続いているので、ぜひこの作品を見て“絆”を感じてくれたらと思います。

――ミラベル役、イサベラ役に決まった時の心境をそれぞれ教えてください。

斎藤:本当に光栄だなと思うのと同時に、信じられない思いもありました。電話で知ったのですが、人が大勢いる街中で思い切り「ええー!」と大きな声を出してしまいました(笑)。周りにいた方を驚かせてしまったかもしれません。そのくらい、本当にうれしかったんです。人生で1番大きな出来事でした。

平野:実はタイミングがよく、いろいろな奇跡が重なってオーディションを受けられて、さらにいろいろな奇跡が重なって収録の日程もポンと空いたことで、この作品に携われました。これはきっと運命だったんだなと感じています。私も知らせを聞いた時は「うおー! よっしゃー!」と…それこそイサベラが本編の中で「よしっ!」と言うシーンのように喜びました。

■平野綾、後輩・斎藤瑠希に感じる「安心感」


――日ごろはミュージカル作品で活躍されている斎藤さんですが、アニメーション作品に出演して歌やお芝居の表現に難しさや違いを感じた点はありますか?

斎藤:私は本当にまだ芸能のお仕事の経験が浅いのですが、映画の息遣いや細かな部分を声ひとつで表現しなくてはいけないことに、奥深さを感じました。同時に本当に大変なお仕事を皆さまがこなされているということを感じ、自分も頑張らないといけないと身が引き締まりました。周りの素晴らしいキャストの皆さま、支えてくださったスタッフの皆さまに背中を押されて、日本版のミラベルという像が出来上がったので、感謝をしています。お芝居ではいろいろな種類の息遣いを表現していて、ため息ひとつ取っても「なんの思いを込めたため息なのか」をリアルに表現できたらいいなという点を意識しながら演じさせていただきました。

――息遣いの話が出ましたが、ミラベルのアクションやため息などのシーンは独特の声の出し方になるかと思います。演じるときに工夫したことがあれば教えてください。

斎藤:そこは私にとってもがんばった点であり、お気に入りのシーンでもあります。階段を上り息が上がっているシーンでは、実際にその場で走ってから収録に入りました。「わあー!」と騒ぐシーンでは、自分でも今までにないくらい声を出したので、私自身、気持ちを発散する様子をミラベルの気持ちの発散にもつなげられたんじゃないかなと思っています。

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