ベン・ハー〈1959年〉
【解説/みどころ】
ローマ帝国下のユダヤ人地区エルサレムの名家の長男ベン・ハーの波乱に富んだ人生を描いた娯楽巨編。総督として新しく赴任したメッサラとは、幼なじみのベン・ハーであったが、今はそれぞれ違った立場にあり、ふとしたことから反逆罪に問われ奴隷として船に送り込まれる。しかしそこの艦隊長に認められ、ローマ第一の剣闘士・戦車操者となった。一方、母や妹は牢に入れられ、ライ病患者となっていた。ベン・ハーは、メッサラの非情な仕打ちに激昂し、ついに大戦車競走で宿命的な対決を迎える。ベン・ハーが勝利者となった時、キリストは処刑されるが、彼こそ、ベン・ハーが砂漠でノドをからからにしていた時、水を与えてくれたその人であった。一方、不治の病を患っていた母と妹もキリストの奇跡で回復し、再び平和な生活をとり戻す。この映画は、ウォレスのベストセラーをもとに6年半の歳月と54億円の巨費を投じて作られた。70ミリで見るクライマックスの戦車競走シーンは比類なき迫力。
- キャスト
- チャールトン・ヘストン/ ジャック・ホーキンス/ ヒュー・グリフィス/ スティーヴン・ボイド/ ハイヤ・ハラリート/ マーサ・スコット/ キャシー・オドネル/ サム・ジャッフェ/ フィンレイ・カリー/ フランク・スリング/ テレンス・ロングドン/ アンドレ・モレル/ マリナ・ベルティ/ ジュリアーノ・ジェンマ/
- スタッフ
- 監督: ウィリアム・ワイラー 脚本: カール・タンバーグ 原作: ルー・ウォレス
- 上映時間・制作年
- 222分/1959年
- 制作国
- 米
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