『ゴーストバスターズ』アイヴァン・ライトマン監督が死去 75歳
『ゴーストバスターズ』や『ツインズ』など、数々のコメディ映画を手掛けたアイヴァン・ライトマン監督が亡くなった。75歳だった。
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Varietyによると、現地時間2月12日、米カリフォルニア州モンテシトにて、眠るように息を引き取ったという。死因については明らかにされていない。
アイヴァン監督は、1970年代、80年代に数々のヒット作を生み出した映画監督・プロデューサー。1946年にチェコスロバキアで生まれ、後にカナダで育った。母はアウシュビッツ強制収容所を生き延びたホロコースト生存者で、父はチェコのレジスタンス活動家だったそう。
プロデューサーとして映画『アニマル・ハウス』(1978)をヒットさせた後、監督業に本格進出。1984年公開の『ゴーストバスターズ』は、アメリカ国内で2億2900万ドルの興行収入を上げる大ヒットを記録。1989年には続編『ゴーストバスターズ2』が公開された。他に、スピンオフのアニメシリーズ、女性版『ゴーストバスターズ』(2014)が製作されフランチャイズ化。現在、息子のジェイソン・ライトマンがメガホンを引き継いだ最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が公開中だ。同作にはアイヴァン監督も製作に名を連ねている。
このほか監督としては、『ツインズ』(1988)や『キンダガートン・コップ』(1990)、『デーヴ』(1993)などをヒットさせたほか、プロデューサーとして、セントバーナード犬の活躍を描くファミリー映画『ベートーベン』シリーズなど、コメディ作品を数多く手掛けた。
アイヴァン監督の子どもたち、ジェイソン・ライトマン、キャサリン・ライトマン、キャロライン・ライトマンは、「私たち家族は、人生の魔法を常に探し求めることを教えてくれた夫、父、祖父である彼を突然亡くし、悲しんでおります」と共同で声明を発表。
続けて、「フィルムメーカーとして、父が世界中の数えきれない人々に届けた、笑いと喜びを心の慰めにしています。映画を通して父を知ってくださった皆様には、父のことを忘れずにいてくださるとうれしいです」 とコメントしている。
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