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元祖『ゴーストバスターズ』が今夜放送! レジェンド声優陣の絶妙な掛け合いを堪能

映画

映画『ゴーストバスターズ』(1984)
映画『ゴーストバスターズ』(1984) 写真提供:AFLO

 シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が公開となる本日、今夜21時からの『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて、原点となる第1作『ゴーストバスターズ』が放送される。最新作『~アフターライフ』が、1980年代の『ゴーストバスターズ』『ゴーストバスターズ2』と直接つながる正統続編だからこそ今回の放送は見逃せないのだが、それを差し置いても、全米興収2.2億ドル&日本配収41億円と、公開当時の年間ランキングでぶっちぎりTOP、大ブームを巻き起こした傑作SFアクション・コメディを楽しまない手はない。特に注目したいのは吹き替え。今回の放送は「ソフト版」となるが、収録されたのはDVDが発売された1999年。今から20年以上も前なだけに、レジェンド級の実力派声優がイキイキとしたセリフ回しを繰り広げているのだ。

【写真】個性派キャラ3人が幽霊退治『ゴーストバスターズ』(1984)フォトギャラリー

■吹き替えのポイントは、個性派キャラクター3人のコントさながらの“ノリ”!

 今やコメディ作だけではなく、俳優、脚本家としても成功を収めたダン・エイクロイドが、元々は同じバラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』仲間のジョン・ベルーシ、エディ・マーフィらと共演するべく脚本を執筆したのが本作。その後紆余曲折を経て、エイクロイド、同じく『サタデー・ナイト・ライブ』出身のビル・マーレイ、エイクロイドと共に脚本を改稿したハロルド・ライミスがバスターズの面々を演じる形となった。

映画『ゴーストバスターズ』(1984) 写真提供:AFLO
 大学の研究職をクビになったため、一緒にお化け退治専門会社を立ち上げる3人組ながら、超常現象を半ば信じず、プレイボーイ気取りの小ずるいクセモノ男ピーター・ベンクマン(マーレイ)、純な超常現象オタクで臆病なレイモンド・スタンツ(エイクロイド)、メカニック担当の堅物イゴン・スペングラー(ライミス)と、三者三様の個性的なキャラクターがコントさながらの掛け合いをするのが大きな見どころだが、それだけに、吹き替えではその“ノリ”が再現できるかが大きなポイント。だが安心召されよ、ピーター、レイモンド、イゴンを演じるのはそれぞれ、安原義人、玄田哲章、牛山茂というレジェンド級の面々なのだ。

■安原義人、玄田哲章、牛山茂──3人のレジェンド級声優が絶妙なトリオを結成!

 ゲイリー・オールドマン、ミッキー・ロークの吹き替えで知られる安原は、『ゾンビランド』ほか10作以上でマーレイの吹き替えも務めていて、もはやおなじみ。「二枚目よりもクセのある役の方が断然面白い」と公言していることに加え、かつて山田康雄や納谷悟朗も在籍し、コメディ舞台で知られるテアトル・エコーに所属するだけに、飄々(ひょうひょう)としたおトボケ演技はお手のものだ。そのユルさがある分、危機を迎えたニューヨーク市長を前に「止められるのは俺たちだけだ」とビシッと言い放つさまがシビれる!

映画『ゴーストバスターズ』(1984) 写真提供:AFLO
 玄田といえば、アーノルド・シュワルツェネッガーを筆頭に、ローレンス・フィッシュバーンほか豪快な吹き替えが印象的だが、なんと本作では“オタクで気弱なボクちゃん”演技が楽しめてしまう。なかでもクライマックスのマシュマロマン登場直前、「しょうがないよ……思わず浮かんじゃったんだ……僕、ガマンしたんだよ……」のくだりは必聴だ。

映画『ゴーストバスターズ』(1984) 写真提供:AFLO
 加えて、『スポットライト/世紀のスクープ』ほかでマイケル・キートンの吹き替えを務め、数々の洋画吹き替えにも参加してきた牛山が抜群の存在感を誇る。ギャグをカマしているわけでもないのに、イゴンの冷静なひと言が絶妙なツッコミと化す。

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■高木渉のキモ演技にびっくり! 2人のヒロインには駒塚由衣&安達忍

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