千鳥・ノブ、憧れの『THE BATMAN』でゲスト声優も史上最少!?の《2言だけ》にガッカリ
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俳優ロバート・パティンソン主演の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』に、お笑いコンビ・千鳥のノブがゲスト声優として出演することが発表され、アフレコ映像も解禁となった。
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DCユニバースに属さない本作は、サスペンスの要素が色濃く、知能犯リドラーが社会にはびこる<うそ>を暴いていくところから物語が始まる。そして最後の標的は、若き日の青年ブルース。彼の<うそ>が暴かれ、本性が狂気に変貌していくー。バットマン2年目の未完成のブルース・ウェインの姿がミステリアスかつエモーショナルに描かれる。
ブルース・ウェイン役には、『TENET テネット』で主人公のバディ“ニール”役など演技派俳優として再び注目を集めるロバート・パティンソン。未熟で、善と悪の間で揺らぐ人間味あふれる、今まで見たことのないバットマンを演じている。
『バットマン』シリーズの大ファンでもあるノブは、今回のオファーについて、「ノブが出ていいわけがない!と思ってお断りしようかなと思った反面、こんなに嬉しいことはない、(断ったら)死ぬ前に後悔するんじゃないかという自分がいたので、マネージャーさんに初めて『どんな条件でもいいから成立させてきてください!』と言いました」と明かした。
バットマンの魅力については「すごいことしているのに、“俺、命張って、世界助けているんですよ!”とは一回も言わない姿勢は僕の人生のバイブルです。他のヒーローが特殊能力を持っているのに対し、バットマンは“人間”のできる範囲で頑張っている。こんなヒーローがいるのか!なんて格好いいんだ!とハマりました」とバットマン愛を語る。
『ジョーカー』のファンでもあるが、やはり「バットマンの物語が見たい!」と期待を膨らませるノブ。今回ならではのポイントについて「これまでと違って、まだ完成されてない2年目ならではの部分もとても楽しみです。千鳥も2年目の時はとがりちらして、大失敗ばかりしていました(笑)。その当時のエピソードは面白いものもあるので、そのあたりも楽しみです」と期待する。
アフレコ収録日までは、「バットマンがあるから」と一週間辛い物を断ち、喉のコンディションを整えたという。今回ノブが演じるキャラクターは【強盗】。そのセリフが発表されると、「少ねぇ!」と肩を落としたものの、キャラクターのビジュアルに対しては「クセがすごい!」とおなじみのギャグで突っ込みながらも気に入った様子を見せた。
アフレコでは、悪役らしさを出すためダミ声を出し、「それやるとコントになっちゃう」と音響監督にダメだしされたり、監督からの難題に必死で応えたりと、普段見せない真剣なまなざしで臨んだ。
ノブはさらに、「もし闇夜の中戦う、ノブ・ウェインだったら?」という質問には、「世の中のクセと戦います!いろんなところにまみれているクセを正す、世直しをします!」と宣言。最後に「作品の邪魔にならないようにノブが身を潜めています。ノブ探しゲームをしてみてください」とファンを気遣いつつアピールした。
映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、3月11日より全国公開。