元阪神・横田慎太郎選手の実話を間宮祥太朗主演でドラマ化 『奇跡のバックホーム』3.13放送
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■石田ひかり
――脚本(原作)を読まれた印象はいかがだったでしょう。
夫が骨の髄まで阪神ファンなので、このオファーを伝えたところ、さぞ喜ぶだろうなと思いました。
実際、夫の口から横田選手への熱い思いや引退試合で起きたことを聞き、ご著書も読ませていただき、「これは大変なことになった!」と思いました。
大変な思いをされた横田選手やご家族、そして野球ファンの皆さまにも喜んでいただける良い作品にしなければと思いました。
――演じられた役の魅力はどのようにお感じになりましたか?
横田選手が、特にお母さまへ感謝の言葉をおっしゃっている事が全てだと思います。
お母さまのまなみさんは、本当に生きた心地のしない日々だったと思いますが、どんな時も明るく横田選手を励まし共に闘っている姿は、同じ母親として尊敬すべき姿だと思いました。
――印象に残っているシーンは?
やはりキャッチボールのシーンです。きらきらと瞳を輝かせていた少年時代の息子には「どこ投げてんの」と怒られて、闘病中の息子には「ちゃんとお母さんが取れるように投げて!」と言いながらのキャッチボールは、母親のわたしにしか味わえない幸福感がありました。
――視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
誰からも愛される横田選手の笑顔の裏側にあった、あまりにも残酷で過酷な時間を経て、新しい世界に歩き出した横田選手に心からのエールを送りたいと思います!