岸井ゆきの×浜辺美波、仲睦まじい二人旅『やがて海へと届く』本編&メイキング映像解禁
女優の岸井ゆきのが主演を務め、浜辺美波が共演する映画『やがて海へと届く』より、岸井と浜辺が仲睦まじく二人旅をするシーンの本編&メイキング映像が解禁された。
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彩瀬まるの同名小説(講談社文庫)を映画化する本作は、突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語。
主人公・真奈を岸井、親友のすみれを浜辺が演じるほか、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研が共演する。監督・脚本は、モスクワ映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞した、『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』の中川龍太郎。
引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い親友になる。しかし、すみれは一人旅に出たまま突然いなくなってしまう。あれから5年、真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人・遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。そこには、真奈とすみれが過ごした時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていた。真奈はもう一度すみれと向き合うため、彼女が最後に旅した地へと向かう-。
今回解禁された本編映像は、真奈(岸井)とすみれ(浜辺)の仲睦まじい二人旅のシーン。好晴に恵まれた旅の途中、広大な海が一望できる丘の上に到着した二人。ビデオカメラを手に無言で佇むすみれに、真奈は「何考えてた?」と声をかける。
その問いにすみれは「何でカメラ持ってると落ち着くんだろう…って考えてた」と笑い、「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」と告げる。「わたしは何も考えていない」と恥ずかしがる真奈。果たして、すみれが残した言葉の真意とは。その後真奈の前から姿を消したすみれの、ミステリアスな一面が垣間見れるシーンとなっている。
メイキング映像は、同シーンの撮影風景。中川監督から演技指導を受ける、岸井と浜辺の真剣な表情を捉えた貴重映像が納められている。
映画『やがて海へと届く』は、4月1日より全国公開。