岸井ゆきの、ピンクのかれんなドレスでカンヌ初レッドカーペット登場 浅野忠信&岨手由貴子監督と
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第79回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品されている映画『すべて真夜中の恋人たち』が、現地時間5月17日にワールドプレミアを迎え、翌18日には主人公・冬子を演じた岸井ゆきの、三束役の浅野忠信、岨手由貴子監督がレッドカーペットに登場した。
【写真】岸井ゆきの、ルイ・ヴィトンのピンクドレスでレッドカーペットに登場(全身ショット)
レッドカーペット登場前には、岸井が「上映は昨日終わってホッとしたところなので、チームの皆さんと楽しんで歩きたいと思います」、浅野も「どれくらいの人がいるのか想像がついていないですが、華やかな場所に連れてきてもらえて、レッドカーペットを歩けるのがとても嬉しいです」と語り、それぞれ前日の公式上映時とは異なるリラックスした表情を見せていた。
いざイベントが始まると、この日は午後から小雨が降り続くあいにくの天気だったが、開始直前におさまり、空には大きな虹がかかった。絶好のレッドカーペット日和の中で、岸井は前日のスタイリッシュなパンツスーツ姿から一転、一輪の花のようなルイ・ヴィトンのピンクのドレスとジュエリーをまとい、かれんな装いで登場。その華やかなたたずまいに、会場からはひときわ大きな歓声があがった。
カンヌ常連の浅野もルイ・ヴィトンのタキシードをスマートに着こなし、各国メディアの呼びかけに柔らかい笑顔で応じ、国際的な俳優としての存在感を示した。
岨手監督はアルマーニのきらびやかなドレスを身にまとい、ショーメのジュエリーを輝かせ、喜びがにじむ晴れやかな表情でレッドカーペットを歩んだ。
三人は時折言葉を交わしながら歩みを進め、作品のチームワークの良さを感じさせた。
本作が選出された「ある視点」部門は、作家性の際立つ作品が集うカンヌ映画祭の重要部門のひとつ。ワールドプレミア上映後には、「岸井ゆきのの一挙手一投足、そのためらい。すべてが誠実でリアル。岨手由貴子は現代日本映画における最も注目すべき新鋭の一人としての地位を確立した」(CINEPHILE SOCIETY)、「岸井ゆきのと浅野忠信の魅力的な共演が光る。森田望智の特異な存在感は隠れたMVPだ」(SCREENDAILY)、「これは単なる男女の恋愛劇ではなく、“自分自身”との切実な愛の物語だ。圧倒的な独創性を備えた傑作!」(LOUD AND CLEAR)などと海外メディアから好意的な反応が寄せられた。
「ある視点」部門の授賞式は、現地時間5月22日20時ごろ行われる予定。
川上未映子の同名小説を実写化した本作は、人との関わりを拒み孤独に生きてきたフリーの校閲者・入江冬子が、ひょんなことから年上の物理教師・三束と出会い、交流を深めていく中で、自らの孤独や感情と向き合っていく恋愛物語。
映画『すべて真夜中の恋人たち』は、2026年秋全国公開。

