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人類史上最悪の法律がついに“無限パージ”へ 最新作『フォーエバー・パージ』本予告解禁

映画

 世界興行収入が500億円を超える『パージ』シリーズ最新作『The Forever Purge(原題)』が、邦題を『フォーエバー・パージ』として5月20日より公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。

【動画】今度のパージは一晩では終わらない―『フォーエバー・パージ』予告編

 一年に一晩だけ殺人を含むあらゆる犯罪が合法になる“パージ法”が施行されたアメリカを舞台に、極限状態に追い込まれた市民たちの姿を描き、世界中で大ヒットを記録した第一作『パージ』(2013)。本作は、この一作を皮切りに、これまでに長編映画全4作とテレビシリーズ2シーズンが製作された同シリーズの最新作となるエクストリーム・サバイバル・アクション。

 製作は、『ゲット・アウト』『透明人間』など次々とスマッシュヒット作品を生み出し続ける製作会社ブラムハウス・プロダクションを率いるジェイソン・ブラムと、『トランスフォーマー』『アルマゲドン』など数々のアクション映画を作り続ける“破壊の帝王”マイケル・ベイ。

 移民増加が深刻な社会問題となったアメリカ。政府は対策として、12時間だけ殺人を含むすべての犯罪が合法になる“パージ”を復活させる。人々は命からがら恐怖の一夜をやり過ごしたが、“パージ”に乗じて人種差別主義の過激派組織が暴走。終わりのない“無限パージ”へ突入し、アメリカ全土が無法地帯と化してしまう。

 崩壊寸前のアメリカを援助するため、メキシコ政府は6時間に限り国境解放を宣言。メキシコからの移民アデラとホアン夫婦は雇い主の一家と国境を目指すが、道中で出くわした過激派の一団に追われてしまい…。

 アデラ役に『ナチョ・リブレ 覆面の神様』『アーミー・オブ・ザ・デッド』のメキシコを代表するスター女優アナ・デ・ラ・レゲラ。ホアン役には『闇の列車、光の旅』『ナルコス:メキシコ編』のメキシコ出身俳優テノッチ・ウエルタ。そのほか、ホアンが働く農場を経営するタッカー一家の長男ディラン役を『フォードvsフェラーリ』のジョシュ・ルーカス、ディランの父ケイレブ役を『ハロウィン』のウィル・パットンが務める。

 予告編は、“パージ”が発令され、人々が恐怖の一夜の中サバイバルを繰り広げる様子から始まる。初めてパージの夜を迎えたメキシコ移民の夫婦アデラとホアンも無事に生き延び、朝を迎え平穏な日常に戻っていく。しかし警戒することなく街中を歩くアデラは、仕掛けられた罠にかかってしまい、怪しげなウサギマスクの男たちに襲われる。

「パージは終わったはずよ」と悲痛な叫びをあげるアデラだが、漆黒のマスクを被る暴徒が「終わってねぇよ」と冷たく返答。暴徒たちは“無限パージ”を高らかに宣言し、瞬く間にアメリカ全土が無法地帯に。アデラとホアンは、仲間とともにメキシコへ向かうことを決意するが、移民を差別する過激派に追われてしまう。

 果たして、アデラたちは6時間以内にメキシコへと脱出することができるのか。本シリーズでお馴染みの、独創的なデザインのマスクを身に付け恐怖を煽る暴徒たちが登場するのに加え、ド派手な銃撃戦やカーチェイスも展開し、最新作への期待が高まる予告編となっている。

 ポスタービジュアルは、炎に包まれて崩壊した街をバックに、マスク姿の暴徒たちが描かれたもの。中央には星条旗柄にペイントされた異様な馬に乗る暴徒が配置され、緊迫感と恐怖に満ちたデザインとなっている。

 映画『フォーエバー・パージ』は5月20日より全国公開。

映画『フォーエバー・パージ』予告編

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