田中圭、“死んでも叶えたい夢”は「日本のドラマで世界と戦いたい」
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俳優の田中圭が23日、都内で実施された映画『女子高生に殺されたい』の完成披露上映会に大島優子、南沙良、河合優実、莉子、茅島みずき、城定秀夫監督と共に出席。“死んでも叶えたい夢”を問われて「いつか、日本のチームで、日本のドラマのまんま、世界と戦いたい」と語った。
【写真】お茶目な笑顔でポーズを決める田中圭
本作は、古屋兎丸の画業20周年記念作品である同名コミックを実写化。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中)の9年間に及ぶ、前代未聞の“自分”殺害計画を描く。
田中はこの日、狂気の夢に向かってひた走る東山にちなんで、“死んでも叶えたい夢”に言及。「いつか、日本のチームで、日本のドラマのまんま、世界と戦いたい。そういう環境を今作っているところもいっぱいあると思うけど、そういうときに自分もそこの一員としてちゃんと作品に関わっていたい。死ぬまでにはそうしたい」と語った。
本作については「これが映画になったとき、どういう作りになるか想像もつかないな、というところから入った。で、脚本を読んですごくワクワクした。自分の役もそう。これが映像になってどういう形になるのか、本当にワクワクした。監督とご一緒するのも初めてだったので、とにかくワクワクしっぱなしでした」と話した。
自身が演じた東山の役作りは「役作りのしようがない」とお手上げ。「女子高生に殺されたいっていうのは、彼の欲望を突き詰めてこうなっている。お芝居しているときも、僕も皆に殺されたいと思いながら芝居しようと思ってはみたものの、なかなか難しい。これといった役作りは今回も特にしていない」と笑った。
また、若いキャストに囲まれての撮影は「キャストがとにかく若くてフレッシュでキラキラしている。『この子たちとお芝居できない!』っていうくらい目がキラッキラしている。それで罪悪感を感じちゃう」と悩んだ末に「皆と堂々とお芝居しないといけないから、とにかく毎日走ったんですよ。毎日走ってがんばっていれば、おれもキラキラしてるだろ、っていうよく分からない暗示を自分にかけた」と珍回答で会場を笑わせた。
映画『女子高生に殺されたい』は、4月1日より全国公開。