瀬戸康史、松雪泰子、千葉雄大、伊藤沙莉ら実力派集結 KERA新作『世界は笑う』上演決定
▼大倉孝二
常々、やりたいのは喜劇だと発言している私なのですが、言ってる割には喜劇でないものにも多く出させてもらい、喜劇一本で、などと云う根性も実力も無い私なので、喜劇人と呼ばれた人間を演じるなんて事は、おっかなくっておっかなくって、逃げようかと思っています。
嫌になるほど強者揃いの共演者の中で、出番が貰えるのか疑わしいですが、劇場に来ていただけたら幸いです。
▼緒川たまき
なんだか元気が出ない時、自分が過去に演じた役や劇中で出会った人物を思い起こすことが多々あります。
優しいとか人格者であるとかは関係なく、その劇中の人物固有の発想や生き様に触れて元気づけられるのです。
『世界は笑う』では、この先の私を元気づけてくれるような人物にたくさん出会える予感がしています。
皆様にとっても良い出会いがありますように――。
▼神谷圭介
以前、昭和喜劇研究をしている方に「三木のり平の面影があるね」と言ってもらったことがあります。ほぼメガネのおかげだと思いますがすごく嬉しかったです。
今回はそんな昭和喜劇俳優ぽさのおかげて声をかけてもらえたのではないかと思います!
勉強させてもらいつつ楽しくやらせて頂きます!
▼犬山イヌコ
昭和30年初頭の東京が舞台という噂であります。わしはこの時代の人々の物語が大好物であります。
陰も陽も渦巻く、とてつもないエネルギーを放つ人々がいっぱいの時代。KERAさんの描く人間ドラマは、とてつもない。
それを体現するこの面子も、とてつもない。とてつもなく楽しみでしょ。とてつもない尽くし。
▼山内圭哉
KERAさんと御一緒すると、いつも見たことない景色を見せてもらえるというか、ジャンプしてやっと手が届くところが基本というか、兎に角、えもいわれぬ気持ちになり、いつも、とても楽しみです。「また御一緒したいなぁ」と思っていた共演者の方々ばかりで、歓喜に溢れております。兎に角、濃密なものが観れると思いますので、劇場に来ていただいて、一緒に作りましょう。
▼マギー
KERAさんの作品に参加するのは毎回ワクワクする。稽古中も本番もそのワクワクは止まらない。初共演の方々との出会い、もはや親戚のようなKERA作品常連メンバーたちとの日々、今からワクワクすっぞ。持ち前の昭和の喜劇人っぽさ丸出しで挑む所存!
▼伊勢志摩
2018年の『修道女たち』はKERAさんの舞台経験者が多数で阿吽の呼吸で稽古が進み、新参者の私は緊張しっぱなしでした。
『世界は笑う』ではこのキャスト陣をどのように調理するのか、KERAさんの舞台作りを少しは客観的に見られるかもと期待しています。とは言え結局、最もテンパるのは自分かもしれません。
にしても、この豪華キャストがコクーンの舞台に横一列に並ぶんですよ。私だって客席で観てみたいです!
▼廣川三憲
共演させていただくみなさんの顔ぶれを知った時には震えました。
尊敬する先輩や信頼できる仲間や大好きな俳優さんたちばかりのものすごい座組。
混ぜていただく自分も自分なりに貢献できるよう精一杯努めたいです。
世界が笑えない状況の今だからこそKERAさんがいったいどんな作品を生み出されるのか、ぜひ劇場でお確かめください。