成田凌&前田敦子、コンビニが入り口の異世界アドベンチャーで共演 監督は三木聡
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俳優の成田凌が主演を務め、女優の前田敦子が共演する映画『コンビニエンス・ストーリー』が、8月5日より全国公開されることが決定。2人と監督・脚本を務める三木聡からコメントも到着した。
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本作は、欲しいものが何でも見つかる不思議なコンビニエンス・ストアを入り口とした、ちょっと異世界アドベンチャー。
主演で、スランプ中の若手脚本家・加藤役にふんするのは成田凌。とあることから異世界をさまようことになった若き脚本家(もしくは若き青年)を演じる。そして不思議なコンビニ・リソーマートで働く妖艶な人妻・惠子を演じるのは前田敦子。『くれなずめ』(2021)で初共演した成田と前田が、本作では異世界で出会い恋をする不思議な距離感のキャラクターで再共演する。
企画は、映画評論家でプロデューサーのマーク・シリング。イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭の日本映画のコンサルタントも務めるマークが三木監督の才能にほれ込み、本作をオファー。5年間ふたりで企画を温め、ようやく本作が誕生した。
絶賛スランプ中の若手脚本家加藤(成田)。映画の企画を持ち込んでもまったく手ごたえがなく、もんもんと悩む日々を過ごしている。恋人の愛犬ケルベロスのペットフード「犬人間」を買いに出かけたはずが、ひょんなことから欲しいものがなんでも見つかるコンビニエンス・ストア「リソーマート」に迷い込む…。妖しげな人妻・惠子(前田)と出会い、創作意欲が湧き始めるのだが…。
主演の成田は「念願の三木組。デビュー前からご一緒したかった三木聡監督、ご一緒できて嬉しいです。脚本を初めて読ませて頂いたときに、これだー。とガッツポーズしました。不思議な世界へ皆様をお連れします」とコメント。
前田は「コンビニの店員ですが異世界の方の店員。なんだか普通では当たり前にいられない三木さんの世界観を思う存分味わえた撮影期間は終始夢見心地でした。本作の三角関係はほんとに奇妙です笑」と話す。
監督・脚本の三木は「突然、現れる不可解な薬による不可解な眩暈と不可解な不倫の男女関係。それは、成田凌、前田敦子はじめ濃密な俳優達との濃密な時間の中で醸成されて行きました。果たして、この映画はどこに行こうとしているのか?今となっては監督の私にすら判らないのです」としている。
映画『コンビニエンス・ストーリー』は、8月5日より全国公開。