カンヌ国際映画祭、トム・クルーズのプロフィール映像からニコール・キッドマンを完全排除
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第75回カンヌ国際映画祭で主演映画『トップガン マーヴェリック』のお披露目を行ったトム・クルーズ。同作のプレミア前に、これまでのキャリアを称える映像が紹介されたが、元妻で3度共演したにコール・キッドマンの存在が、完全に排除されていたそうだ。
【写真】ニコール・キッドマンと初共演した『デイズ・オブ・サンダー』
現在南フランスで開催中のカンヌ国際映画祭。Varietyによると、トムは、『トップガン マーヴェリック』のプレミアと、18日に行われたマスタークラスに登壇したが、その両方でトムのキャリアを紹介する映像が上映されたという。
ニコールは1990年にトムと結婚し、仕事の上でも3作品で共演している。ところが、この紹介映像では、2人の出会いの作品『デイズ・オブ・サンダー』も取り上げられているものの、トムがレーシングカーに座る映像が切り取られ、ニコールの存在はなし。同様に、『遥かなる大地へ』でも『アイズ ワイド シャット』でも、ニコールの姿はなく、トム一人の映像が使用されていたという。
ちなみに、他作品の共演者はカットされておらず、『レインマン』のダスティン・ホフマンや、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のキルスティン・ダンスト、『ザ・エージェント』のレネー・ゼルウィガー、『バニラ・スカイ』のペネロペ・クルスらはしっかり登場したそうだ。
紹介映像ではなかった存在になっていたものの、マスタークラスでは『アイズ ワイド シャット』の撮影について触れ、「映画のトーンを見つけるために、(監督のスタンリー・キューブリックと)ニコールと僕で一緒に考えた」と話していたというトム。
なお、『トップガン マーヴェリック』のプレミアでは、5分間にも及ぶスタンディングオベーションが起こり、トムと共演のヴァル・キルマーに惜しみない賛辞が送られた。