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2つの世界が交差! 映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』特報&場面カット解禁

アニメ

 アニメ映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』より、ティザービジュアル、特報、場面カットが解禁。併せて両監督からのコメントも到着した。

【動画】映画『僕が愛したすべての君へ』特報

 原作は、2016年6月刊行され、累計発行部数28万部を突破した乙野四方字(おとのよもじ)による小説。“並行世界”を行き来できる世界の同じ名前のふたりの少年が、それぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちるラブストーリーだ。2作品は前後編でもサイドストーリーでもなく、それぞれの物語が独立しているが、2作読むとふたつの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っていることに気づく、斬新な設定が隠されておりTikiTokiで話題に。

 明るい日差しが差し込む真っ青な空の下、“交差点”にたたずむ学生服を着た少年と少女が描かれているティザービジュアルの『僕が愛したすべての君へ』は松本淳が監督を務め、タツノコプロ内の新スタジオレーベルBAKKEN RECORDが制作を担当。一方、暖かな夕やけ空の下、“交差点”にたたずむ少年と白いワンピースを着た少女が描かれているティザービジュアルの『君を愛したひとりの僕へ』は、カサヰケンイチが監督を務め、制作をトムス・エンタテインメントが担当している。

 監督と制作スタジオ、それぞれの良さを出しつつも、並行世界で起こるふたつの物語を手掛ける本作。観る順番で結末が⼤きく変わるふたつのラブストーリーとなっている。

 『僕愛』監督の松本は「この2つの映画を観た方々はどう思うのだろうか。2本のクロニクル是非あなたの目で確認してください」、『君愛』監督のカサヰは「選択しなかった世界を垣間観ることができるとしたら、みなさんはどんな世界を覗いてみたいですか」とコメントを寄せた。

 それぞれの特報は、「僕たちは生まれた瞬間から無数の選択をして生きている」という同じナレーションからスタートする。“選択”によって異なる人生を歩むことになる同じ名前の少年・暦を主人公に、暦とクラスメイトの和音との日々が描かれる『僕愛』。また違う並行世界で暦と出会い恋仲になる栞との日々を映す『君愛』。

 『僕愛』では暦の姿とともにアップテンポな音楽が入り、この世界の暦と一緒に過ごす、85番目の並行世界から来たというクラスメートの和音との出会いが描かれている。「あっちの世界では恋人なんだけど」と告げる和音と日々を過ごす暦だが、和音がつけている数字の入った腕時計やパソコンに映し出されるエラーコード画面が表示されている意味とは…。

 一方の『君愛』はスローな音楽とともに、別の並行世界にいる暦と栞が仲良く自転車に乗る様子や、見つめ合う2人が描かれ、幸せな雰囲気がうかがえる。だが、次の瞬間「運命だと思った君と結ばれない世界で出会ってしまった」というナレーションとともに、泣き崩れる暦が描かれる。暦はそれぞれの世界で、幸せな結末を迎えることができるのか?

 今回のティザービジュアルや特報で、『僕愛』と『君愛』の世界をつなぐ場所として描かれる交差点は、原作者・乙野四方字の生まれ故郷である大分市にある「昭和通り交差点」がモチーフ。今後この“交差点”が2つの物語が進んでいく上でどんなカギとなっていくのか?

 アニメ映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』は、10月7日より2作同日公開。

 コメント全文は以下の通り。

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映画『僕が愛したすべての君へ』特報
映画『君を愛したひとりの僕へ』特報

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