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『僕愛』『君愛』主⼈公は宮沢氷⿂「声優さんの凄さを改めて知った気がします」 ヒロインには橋本愛&蒔⽥彩珠

アニメ

映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』声優を担当する(左から)宮沢氷⿂、橋本愛、蒔⽥彩珠
映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』声優を担当する(左から)宮沢氷⿂、橋本愛、蒔⽥彩珠(C)2022 「僕愛」「君愛」製作委員会

関連 :

宮沢氷魚

橋本愛

蒔田彩珠

 俳優の宮沢氷⿂が、アニメ映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』の主⼈公である暦を⼀⼈⼆役で演じることが発表された。宮沢は本作が“声優初挑戦”となる。『僕が愛したすべての君へ』のヒロインには橋本愛、『君を愛したひとりの僕へ』のヒロインには蒔⽥彩珠が決定したことも併せて解禁となった。

【写真】初めての声優に挑戦する宮沢氷⿂のアフレコ風景

 原作は、2016年6月刊行され、累計発行部数30万部を突破した乙野四方字(おとのよもじ)による小説。“並行世界”を行き来できる世界の同じ名前のふたりの少年が、それぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちるラブストーリーだ。2作品は前後編でもサイドストーリーでもなく、それぞれの物語が独立しているが、2作読むとふたつの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っていることに気づく、斬新な設定が隠されておりTikTokで話題に。

 『僕愛』『君愛』の世界での主⼈公である暦を⼀⼈⼆役で演じるのは、本作が“声優初挑戦”となる宮沢氷⿂。初主演映画『his』で数々の映画賞を受賞、映画『騙し絵の⽛』や現在放送中のNHK連続テレビ⼩説『ちむどんどん』をはじめ多くの話題作への出演や、『MENʼS NON‐NO』の専属モデルとしても活躍。また、今年3⽉に開催された第45回⽇本アカデミー賞では新⼈俳優賞を受賞した。その宮沢が今回アニメ声優初挑戦するのは、2つの世界にいる同じ名前の暦という少年の役。

 宮沢は「原作も脚本も気づけば何度も読み返すほど⾯⽩かった」と本作の魅⼒を話し、初挑戦のアフレコを終えてみて「まず、最初に驚いたのは、映像に合わせてセリフを⾔うことの難しさです。普段、アニメを観ているときにはその難しさや⼤変さに全く気づかなかったので、声優さんの凄さを改めて知った気がします」と語った。

 『僕が愛したすべての君へ』で暦と恋仲になるヒロイン・和⾳を演じるのは橋本愛。映画『桐島、部活やめるってよ』や『リトルフォレスト』シリーズ、NHK連続テレビ⼩説『あまちゃん』、NHK⼤河ドラマ『⻄郷どん』、『⻘天を衝け』などに出演する実⼒派⼥優。アニメ作品への出演経験もある橋本だったが、「初めてではないのですが、アニメーション映画の声のお仕事をずっとやりたかったので、『夢が叶った!』という気持ちになりました。本当にありがたい、と思うと同時に、緊張もかなりしましたし、⾊んな世界の和⾳の⼼を理解して、体に⼊れる作業は新鮮でした」と語った。

 ⼀⽅『君を愛したひとりの僕へ』で暦と恋仲になるヒロイン・栞を演じるのは蒔⽥彩珠。『万引き家族』、『朝が来る』などで頭⾓を表し、NHK連続テレビ⼩説『おかえりモネ』や、ドラマ『妻、⼩学⽣になる。』などで存在感を放つ若⼿演技派⼥優。2度⽬の声優挑戦となった蒔⽥だが、「また違う作品をやってみたいと思っていたのでとてもうれしかったです。その時は⼩学⽣役だったので、⼤⼈の役もやってみたいという気持ちもあって、アフレコが始まるのを楽しみにしていました。暦役の宮沢さんと掛け合いができたので、感情の⼊れ⽅などは⾃然に調節することができました」と語った。

 アニメ映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』は、10月7日より2作同日公開。

 宮沢氷⿂、橋本愛、蒔⽥彩珠からのコメント全文は以下の通り

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特報『君を愛したひとりの僕へ』
特報『僕が愛したすべての君へ』

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