『LOVE LOVE あいしてる』、5年ぶり復活　KinKi Kidsデビュー25周年記念日に吉田拓郎が最後のテレビ出演

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公開日：2022/6/25 05:00

5年ぶりに復活する『LOVE LOVE あいしてる　最終回・吉田拓郎卒業SP』で共演する（左から）堂本剛、吉田拓郎、堂本光一（C）フジテレビ

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　『LOVE LOVE あいしてる』は、1996年10月から2001年3月までレギュラー放送。番組開始当初から、CDデビュー前で10代だったKinKi Kidsとカリスマ的人気を誇るシンガーソングライター・吉田拓郎の異色の組み合わせが大きな話題に。ゲストとの軽妙なトークや、番組オリジナルバンド「LOVE LOVE ALL STARS」の生演奏にこだわったパフォーマンスが好評を博した。吉田が作曲を担当した番組テーマソング「全部だきしめて」をKinKi KidsがカバーしたCDシングル「全部だきしめて／青の時代」（1998年）はミリオンセラーを記録。番組は、ゴールデン・プライム帯での不定期特番や年末年始の大型特番として放送され、フジテレビを代表する番組となった。

　今回の『LOVE LOVE あいしてる』は、KinKi KidsがCDデビュー20年目を迎えた2017年7月21日に放送された特番『LOVE LOVE あいしてる16年ぶりの復活SP』以来。KinKi KidsがCDデビュー25年目を迎える7月21日に放送される。

　吉田の“卒業式”には、篠原ともえや坂崎幸之助（THE ALFEE）ら番組レギュラー陣に加え、吉田が「最後のテレビ出演に会いたい」とオファーしたゲストも集結。さらに、今回のためにKinKi Kidsが作曲、吉田が作詞を手掛け、3人が初の合作に挑んだ楽曲「Sayonara あいしてる」を披露する。

　今回の特番が実現したきっかけは、堂本光一が吉田へ宛てたメッセージだった。今年、年始あいさつをメールでやりとりしていると、「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」と光一から返信が来たという。吉田はすぐに堂本剛、篠原らとも話をして、番組プロデューサーに「みんなやる気満々。打合せしませんか？」と連絡。かくして5年ぶりの復活、そして吉田がかねてより決意していた最後のテレビ出演に向けて動き出した。

　最後のテレビ出演について吉田拓郎は「僕は年齢的にも2人より全然上で、いろいろなことをリタイアしたいなと考えていまして。そういう意味で言うと、テレビとのお付き合いも『LOVE LOVE～』で最後にしたいな、という決心が随分前からありました。光一と剛と最後に一緒にやって、一緒の時間を過ごして、それを最後のテレビ出演とするのはどうかなと、かねてから思っていました。それで、プロデューサーと話して、特番などでやれるといいんだけどねと話をさせてもらって。僕はとてもすてきな有終の美を飾れそうで、とても幸せ。光一、剛、篠原さん、皆さんに感謝しています」とコメント。

　KinKi Kidsの光一は「今回の特番が終わった後に、拓郎さんに“最後を飾るのに本当にふさわしかったよ”と言っていただけることもすばらしいことだし、“いや、楽しいからもうちょっとやろうかな”と言っていただけるのもうれしいことです。どっちに転がるかわからないですし、どっちに転がそうとも思っていません」と話す。

　剛は「リハーサルをして楽しかったし、収録の日も、どんな日も二度とないので、当たり前の中にある喜びをかみ締めながら当日は過ごしたいです。そこで生まれたコミュニケーションがまた何かに繋がるかもしれない」としている。

　『LOVE LOVE あいしてる　最終回・吉田拓郎卒業SP』は、フジテレビ系にて7月21日20時放送。

※KinKi Kids・堂本光一＆堂本剛、吉田拓郎コメント全文は以下の通り