“ちょっと迷惑な男”阿部サダヲにまき込まれる満島ひかりらが勢ぞろい! 『アイ・アム まきもと』本ビジュアル解禁
俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『アイ・アム まきもと』より、キャスト陣大集結の本ビジュアルが解禁された。
【動画】『アイ・アム まきもと』特報
本作は、ちょっと迷惑な男が“まき”起こす “迷惑系”ヒューマンストーリー。監督は、映画『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』『謝罪の王様』に続き、阿部とは今回4度目のタッグとなる水田伸生。
主人公の牧本は“おみおくり係(=お一人で亡くなった方を埋葬する)”として小さな市役所で働いているが、全く空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かない、周りからするとちょっと頑固で迷惑な存在。そんな牧本は、つい周囲のルールより自分のルールを優先してしまい、同じ市役所で働く同僚たちや上司、警察や葬儀屋さんにもご迷惑をおかけしてしまう日々を送っていた。ある日、人知れず亡くなった蕪木の身寄りを探すため、彼のかつての友人や知人を訪ね歩くうちに、唯一の身寄りである娘・塔子にたどり着き、蕪木の知られざる思いと共に彼の人生をたどることとなる。“亡くなった人の思い”を大切にするがゆえに、ちょっと迷惑な牧本の行動は、やがて人と人を繋ぎ、自らも変えていく―。
主人公の牧本壮役を阿部サダヲが務めるほか、牧本が出会う蕪木の娘・津森塔子役に満島ひかり。そして牧本の迷惑にまき込まれる人々に、國村隼、宮沢りえ、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)と個性豊かなキャストが集結。第70回ヴェネチア国際映画祭で4つの賞を受賞したウベルト・パゾリーニ監督『おみおくりの作法』(2015)を原作に、水田監督が笑って泣けるエンターテインメントに昇華させた。
本ビジュアルの中央には、ファンタジックでコミカルな世界観の中にたたずむ牧本の姿。そして彼の迷惑にまき込まれる登場人物たちの姿が、牧本を取り囲むように描かれる。さらにその登場人物たちの周りで何やらせわしく奔走する牧本たちの姿も。 “世界をつなぐ、迷惑もある”というコピーが添えられているように、バラバラだった人々とその思いを牧本が少しずつ、“迷惑”をきっかけにつなぎ合わせていく。
牧本を演じる阿部は「おみおくり係の牧本は、なんともちょっと迷惑で愛おしいキャラクター。何を考えているかわからない牧本を中心に、何が起こるのか楽しみなビジュアルになっています」と本ビジュアルについてコメント。牧本の迷惑が巡り巡って世界をつなでいく様子が感じ取れるビジュアルとなっている。
映画『アイ・アム まきもと』は、9月30日より全国公開。