小松菜奈「若い男の子が話しかけてくださって」買い物中に主演作の反響を実感
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女優の小松菜奈と俳優の坂口健太郎が20日、都内にて開催された映画『余命10年』デジタル配信/ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに、藤井道人監督と共に出席。小松が、買い物をしている際などに声を掛けられたことで、同作の反響の大きさを知ったと明かした。
【写真】小松菜奈&坂口健太郎が談笑 映画『余命10年』デジタル配信/ブルーレイ&DVDリリース記念イベントの様子
小坂流加による同名のベストセラー恋愛小説(文芸社文庫NEO)を映画化した本作。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(小松)と、生きることに迷い自分の居場所を見失った和人(坂口)が惹かれ合い、お互いを思い合って生きた“10年間”が描かれている。
オレンジ色のワンピースに身を包んだ小松は「公開して上映も終わり、時間も経ちましたが、海外でもタイと台湾と上映していただき、いい反応が得られているとお聞きしました。言葉が違ってもどんなところでも誰でも、心が動くことってみんな一緒なんだなと思いました」としみじみ。「私たちが伝えたかったことが伝わったことがすごく嬉しいですし、勇気をもらえました」と笑顔を見せた。
ベージュのセットアップを着用した坂口は「舞台あいさつとかキャンペーンをしてきて、そこから3人で会う時間を持てるって久しぶりじゃないですか。公開されてからのいろんな話は意外としてなかったなと思って」とコメント。「世界で愛される作品になって、公開してこんなに大きな幹になって、広く拡がっていく作品になれたことが本当に光栄に思います」と喜びを噛み締めた。
また、小松は本作を「本当に特別なものだったのは間違いなくて、おばあちゃんになってもそう思えるんじゃないかというくらい良い時間だった」と回顧。
「街を歩いていたり買い物をしている時に、若い男の子が話しかけてくださって『余命10年、見ました』と言ってくださったり、親子連れのお母さんとかおばあちゃんとか、本当に幅広い年齢の方に見ていただけたんだなと自分で実感できました」と直接声を掛けられることで反響を実感したと明かしていた。
映画『余命10年』はダウンロード販売中。7月22日よりデジタルレンタル開始およびブルーレイ・DVDリリース。