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『ロッキーVSドラゴ』にレジェンドの声が! 羽佐間道夫のタイトルコール入りファイト動画解禁

映画

 シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務めた映画『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』より、ロッキーとドラゴの死闘の一部を切り取ったファイトシーンの動画に、長きにわたりロッキーシリーズでロッキー・バルボアの声を務めてきた声優の羽佐間道夫によるタイトルコールが入った<ロッキーVSドラゴのファイト動画>が解禁された。

【動画】羽佐間道夫がタイトルコール! 『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』ファイト動画

 本作は、映画『ロッキー4』(米国1985年、日本1986年公開)を、スタローン自ら納得いくまで吟味を重ねて再構築し、42分の未公開映像を加えた作品。

 スタローンは今回の再編集によって、ロッキー・バルボアの内なる旅、イワン・ドラゴの変化、アポロ・クリードの悲劇を強調し、映画の核であるドラマをより濃く描きだすことに成功。アポロの息子を主人公にした『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)、『クリード 炎の宿敵』(2019)のクリードシリーズへのつながりも意識した作品に仕上がっている。

 王者アポロ・クリード(カール・ウェザース)との戦いを経て、チャンピオンとなったロッキー・バルボアの前に、ソ連から“殺人マシーン”イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)が現れる。ドラゴとの激戦によって、ライバルであり親友のアポロを失ったロッキーは、対ドラゴ戦のため、ソ連へ乗り込むが…。

 このたび本作より、ロッキーとドラゴの死闘を切り取ったファイト動画が解禁。この動画を締め括るのは、長らくロッキーシリーズでロッキー・バルボアの声を務めてきたレジェンド声優・羽佐間道夫による録りおろしの音声だ。

 羽佐間は、TBSで放送された『ロッキー』(1977)、『ロッキー2』(1979)、『ロッキー3』(1982)、『ロッキー4/炎の友情』(1986)でロッキーの声優を務め、さらに日本テレビで放送された『ロッキー5/最後のドラマ』(1990)でもロッキーの声を担当。そして『ロッキー・ザ・ファイナル』(2007)では劇場公開時から吹替版の声優を担当、アポロの息子を主人公にした『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)と『クリード 炎の宿敵』(2019)のクリードシリーズでも劇場公開時から吹替版のロッキー・バルボア役を務めている。まさに1作目『ロッキー』から36年間、シルヴェスター・スタローンと共に走りつづけた貴重な人物の一人だ。

 当時スタローンの声に近づけるため、声のトーンを下げるだけでなく、喉を枯れさせようと海に向かって大声で浄瑠璃を語ってから収録に向かったという伝説的エピソードを持つ羽佐間。今回の公開について「はじめてロッキーを演じたのは36年前。いやー凄いスタミナだな! スタローン、驚いた、再び蘇ってきたとは」とコメントを寄せている。

 映画『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は、8月19日より全国公開。

映画『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』ファイト動画

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