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小野花梨が若き児童福祉司役で主演『ほどけそうな、息』予告解禁

映画

映画『ほどけそうな、息』場面写真
映画『ほどけそうな、息』場面写真(C)2022「ほどけそうな、息」製作委員会

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小野花梨

月船さらら

 小野花梨が主演を務める、児童相談所の光と影を描く映画『ほどけそうな、息』より、予告編、小野と小澤雅人監督のコメントが解禁された。

【動画】『ほどけそうな、息』予告編

 本作は、若き児童福祉司が、悩みながらも傷ついた子どもたちを救うために奔走し成長していく姿を描く人間ドラマ。主人公のカスミ役には、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』のきぬちゃん役で人気を博した小野花梨。監督は、『風切羽〜かざきりば〜』や『月光』など児童虐待や性暴力をテーマに映画を送り出してきた小澤雅人が務めた。小澤監督が児童相談所で実際に働く児童福祉司たちを取材し、実話をベースに製作。児童相談所に寄せられる案件や、そこで働く児童福祉司のリアルな姿が映し出されている。

 新卒で児童相談所に入所した2年目のカスミ(小野)は、赤ちゃんを母親の元から引き離して一時保護をしたり、親たちから理不尽に怒鳴られる日々。疑問を感じながらも、上司や職場のサポートを受けて何とか踏ん張っていた。

 そんなカスミは一時保護された9歳の女の子、ヒナ(佐藤璃音)のケースを受け持つ。ヒナの父トオル(古山憲太郎)は仕事で留守にしがちで、母のシノブ(月船さらら)はお酒の問題を抱えていてネグレクトが疑われたが、2人とも反省している様子だった。しかしある日、カスミはつい感情的になり、シノブの信頼を失うような事件を引き起こしてしまう。果たしてカスミはシノブの信頼を再び得られるのか。そしてヒナは両親のもとに帰ることができるのか…。

 予告編は、小野が過酷な職務に疲弊していく若手児童福祉司をリアルに熱演する姿が収められている。

 本作について、主演の小野は「大変な役ではありましたが、必ずこの映画に救われる人がいると信じて演じさせて頂きました。社会全体で考えるテーマだと思いますので、一人でも多くの方に届くことを祈っています」とコメント。

 小澤監督は「映画を作るにあたっては、何人もの児童相談所の職員さんに取材させていただき、そこで知ることができた現実、問題点や課題を映画に反映させつつ、40ページほどにもなった取材ノートを主演の小野花梨さんにもお渡ししました」と明かし、「小野さんにとっては大きな負担になったかもしれませんが、小野さんなりに消化していただき、等身大の若手児童福祉司を見事に演じてくれています」と小野を称賛している。

 なお本作は、8月16日にポレポレ東中野にて完成披露上映会を開催。当日は、小野花梨、月船さらら、小澤雅人監督が登壇する予定。

 映画『ほどけそうな、息』は、9月3日よりポレポレ東中野にて公開。

 コメント全文は以下の通り。

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<小野花梨・小澤雅人監督コメント全文>

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映画『ほどけそうな、息』予告編

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