JUJU、映画『母性』主題歌で愛憎渦巻く親子の物語を彩る 戸田恵梨香、永野芽郁がコメント
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女優の戸田恵梨香が主演を務め、永野芽郁が共演する映画『母性』の主題歌が、JUJUの新曲「花」に決まった。
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本作は、累計発行部数100万部を突破した湊かなえの同名小説を映画化。ある未解決事件の語り手となる母娘を戸田と永野が演じる。さらに、物語に登場するひときわキャラの濃い母娘たちを、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオが熱演する。監督は廣木隆一。
娘を愛せない母親・ルミ子役に戸田、母に愛されたい娘・清佳役に永野と、ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』で先輩・後輩役として息の合ったユーモラスな掛け合いを見せた2人が、本作では一転、“母性”にほんろうされる母娘に挑戦する。
主題歌に決まったJUJUの「花」では、穏やかなバラード調のメロディーの中に、劇中で戸田演じる母・ルミ子、永野演じる娘・清佳の“一緒に歩んできた出来事を回想しているはずなのに、次第に食い違っていく二人の語り”や“母に懸命に愛されたいと願う娘の心情”をつづる歌詞が力強く歌いあげられ、劇中で紡がれる、“母性”に惑わされ愛憎渦巻く親子の物語をドラマティックに彩る。
JUJUは「人の数だけものの見方があるだろうし、考えることも感じ方も違うだろうということは何となくわかっていた筈なのに、この映画を観ながらずっと私の中にあった感情は『どきりとする』でした。観終わってからもずっと続いている『どきり』と共に、これから先ずっと大切に『花』を歌っていきたいと思います。素晴らしい映画に携わることができ、本当に光栄です!!」と語る。
本作の製作陣は、JUJUへの起用オファーへの決め手について、「誰の人生にもままならないことが多かれ少なかれあると思う。それを受け入れ、人生を誰かの意志に委ねることなく、自分自身で心の居場所を見つけることが幸せになるきっかけであって欲しい。そういう願いを込めて、自然体で自分らしく生きることを体現されているJUJUさんにオファーしました」と明かしている。
主題歌「花」について、主演の戸田は「清佳の応援ソングのようでルミ子の母の歌のようにも聴こえ慈愛と美しさを感じます。また、JUJUさんの強さと包み込むような歌声からこの曲を聴き終わってようやく『母性』という作品が完成するのだと実感しました」とコメント。
永野も「『母性』という作品の登場人物それぞれの気持ちを代弁し、背中を一押ししてくれる強さを感じました。本編を見終わった後に『花』という主題歌で全ての人の心が救われるはずです。劇場の、良い音響でJUJUさんの歌声に涙してください!(笑)」と語っている。
映画『母性』は、11月23日より全国公開。