辿り着く先は、英雄か、怪物か――A24『グリーン・ナイト』日本版予告解禁
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俳優デヴ・パテルが主演するA24製作の映画『グリーン・ナイト』より、日本版予告編が解禁された。
【動画】A24製作『グリーン・ナイト』日本版予告
本作は、『ミッドサマー』『ライトハウス』などで知られる気鋭の制作・配給会社A24が贈る初の本格ダーク・ファンタジー。デヴィッド・ロウリー監督が、14世紀の叙事詩「サー・ガウェインと緑の騎士」を大胆に脚色し、過酷な冒険と幻想的な旅を通し、自分の内面に向き合う若者の成長を魅惑的な映像で描き出す。
アーサー王の甥として恵まれた環境で怠惰な日々を送る主人公サー・ガウェインを演じるのは、デヴ・パテル。まだ正式な騎士ではなく、どこか頼りないガウェインが、未知の世界へと挑む姿を魅力的に演じる。
この度、本作の日本版予告編が解禁された。アーサー王の時代、騎士を志す者にその試練は与えられた…。クリスマスの日、アーサー王の宮殿で開催された円卓の騎士の宴に突然現れたのは、全身が草木に包まれたような異様な風貌をした緑の騎士。「わしと戦う勇気のある者は?」というその呼びかけにただひとり名乗りをあげたのは、王の甥ながらまだ人に語れる英雄譚を持たないガウェインだった。
ガウェインは緑の騎士の“クリスマスの遊び事”に乗り、その首を一振りで切り落とす。緑の騎士はその首を自ら拾い上げ、「1年後に会おう」と高笑いとともに去っていく。1年後、「ただの遊び事では?」と問うガウェインに、アーサー王は「ゲームかもしれないが、終わらせねばならん」と緑の騎士を捜す旅に出るよう促す。緑の騎士とは何者なのか、そして“名誉”のために旅をするガウェインを待ち受けるものは?
予告編のナレーションを務めたのは、「Fate」シリーズの『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット』などで本作の主人公でもあるガウェインの声を担当した水島大宙。ナレーションを担当した感想を「今回、ガウェインの名で繋がることのできた、このご縁にとても感謝しています」と語った。
併せて新場面写真8点が一挙解禁された。ガウェインがアーサー王から剣を授けられる様子や、旅立ちを前に装具を着せてもらう姿、アリシア・ヴィキャンデルが1人2役で演じた恋人エセルと旅先の城で出会う奥方の姿などを確認できる。
映画『グリーン・ナイト』は、11月25日より全国公開。