吉岡秀隆、“妻”となった柴咲コウの印象を明かす「目を見開いている観音様のような」
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俳優の吉岡秀隆と柴咲コウが26日、都内で開催された映画『Dr.コトー診療所』製作報告会見に出席。吉岡はコトーを再び演じたことについて、そして本作では夫婦役を務めた柴咲の印象について語った。
【写真】『Dr.コトー診療所』で“夫婦”になった吉岡秀隆と柴咲コウ
本作は、累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名漫画を元に、東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡)と島の人々との関わり合いを通して命の尊さを描いて人気を博した国民的大ヒットドラマの映画化。この日は共演の大塚寧々、高橋海人(King & Prince)、生田絵梨花、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督も出席した。
診療所の看護師で、コトーと結婚して姓が変わった五島彩佳を演じる柴咲に対する印象について改めて聞かれた吉岡は「柴咲さんは全く変わっていないと思います。本当に凛とした、何て言ったらいいんですかね? 観音様みたいな優しさがあるんですけれど、目を見開いている観音様のような、ちょっと怖いところも(笑)。でもとっても傍にいるとホッとするし。でもちょっと近づきがたいようなところもあって、とても一言が重く感じるときもあったり、その一言にとても救われるときがあったり。本当に20年近く前から全然それは変わっていない」と明かした。
これに柴咲は「20代でしたけど、最初の方…ふてぶてしかったんでしょう(笑)。その当時から。失礼しました(笑)。吉岡さんは、髪の色が変わったとかおっしゃられていましたけど、久しぶりにお会いして本読みをさせていただいたときに、もう物語の中にいらっしゃったんですよね。作り方だったり入り込み方とか、誠実さっていうのは何も変わっていないなと思いました」と回想。
柴咲は続けて「ただ、もし変わられているんだとしたら重圧というか、コトー先生や『Dr.コトー診療所』というものに対しての周りの期待だったり、コトー先生の今まで暮らしていた日々っていうものはどんどん積み重なっているので、その重さっていうのは20年前よりもずっとずっと、さらに重くのしかかっていたんじゃないかなっていうのは感じました」と話していた。
映画『Dr.コトー診療所』は、12月16日より全国公開。