竹野内豊主演『イチケイのカラス』、吉田羊、津田健次郎ら新キャスト発表 本ポスタービジュアルも到着
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俳優の竹野内豊が主演、女優の黒木華が共演する映画『イチケイのカラス』の新キャストとして、吉田羊、宮藤官九郎、津田健次郎、田中みな実らの出演が発表された。あわせて、本作の本ポスタービジュアルも解禁となった。
【写真】竹野内豊&黒木華の“みちお・坂間”コンビ復活! 映画『イチケイのカラス』ポスタービジュアル
「モーニング」(講談社)で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系月9枠にて放送された『イチケイのカラス』。東京地方裁判所第3支部第1刑事部“通称:イチケイ”を舞台に、伝家の宝刀“職権発動”(刑事訴訟法128条【検証】に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、1つ1つの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内)と、みちおとは対照的で、東大法学部出身で立身出世をすべく努力を惜しまない、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木)、そのほか個性豊かなイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描き、平均世帯視聴率12.6%という令和“月9”No.1の高視聴率とともに、内容面で高い評価を得た人気作が映画化。
今回舞台となるのは、“イチケイ”を去ってから2年後、岡山県瀬戸内に異動になったみちおは、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。事件の背景にあった近海で起きたイージス艦の衝突事故を調べていくが、航海内容は全て国家機密。みちおは伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵に挑んでいくこととなる。一方で、みちおと共に数々の事件を裁いてきた坂間(黒木)は裁判官の他職経験制度のもと、みちおの隣町で弁護士として働き、町を支える地元大企業に関わる事件を担当するが、そこにある疑惑が―。
映画には竹野内、黒木のほか、ドラマ版に引き続き、小日向文世、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂が出演するほか、新キャストとして斎藤工、向井理、柄本時生、西野七瀬の出演が発表されている。
今回発表された新キャストは7名。坂間と姉妹のように仲良くする産業医・小早川悦子役に吉田羊。おしどり夫婦と呼ばれる悦子の旦那で町役場の職員・小早川輝夫役を宮藤官九郎。坂間と法廷で敵対する弁護士・三田村武晴役を尾上菊之助。「シキハマ株式会社」の工場長を務める強面の木島昌弘役を平山祐介。坂間に気がありそうな和菓子屋で働くお調子者の植木幸太郎役を八木勇征が演じることが決定。
さらに、今作の鍵である「イージス艦と貨物船の衝突事故」により帰らぬ人となった貨物船の船長・島谷秀彰役を津田健次郎、この事故の真実を知りたいあまり傷害事件を引き起こしてしまう妻・島谷加奈子役を田中みな実が演じる。
解禁された新キャストも登場する本ポスタービジュアルには、みちおと坂間が背中合わせで並ぶ姿、その隣には「真実を明らかにするために――」「本当に裁かれるべきは誰か――」という意味深な言葉が並ぶ。そしてそんなみちおと坂間の境界線を中心に、豪華俳優陣が左右対称に並べられたレイアウトは、今回2人が立ち向かう「イージス艦の海難事故」と「地元大企業の秘密」という国を揺るがしうる“2つの闇”を象徴的に感じさせる仕上がりとなっている。
映画『イチケイのカラス』は、2023年1月13日公開。