『ワンダーウーマン』パティ・ジェンキンス監督が声明発表 第3弾を自ら降りたとの報道を否定
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『ワンダーウーマン』第3弾の製作中止報道を受け、シリーズでメガホンをとったパティ・ジェンキンスが自身のツイッターで長文の声明を発表。彼女の方から降板したという報道を否定した。
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DCスタジオでは、新たにジェームズ・ガンとピーター・サフランが共同会長兼CEOに就任し、『ワンダーウーマン』を含むDCユニバースの立て直しを図っているところ。『ワンダーウーマン』を巡っては、先週、第3弾の製作が中止になったと報道され、注目を集めている。
まずThe Hollywood Reporterが、CEOの2人が新体制のプランにそぐわないと判断し、取り止めになったと報道。続いてガンがこの報道について「事実もあれば、あるものは半分事実、いくつかは事実でなく、またいくつかはまだ決めかねている状況です」とコメント。その後The Wrapが、ジェンキンス監督が提出した脚本の草稿にスタジオ側が意見を示したため、彼女がこれに反発してこの企画から降りたと伝えていた。
これを受け、ジェンキンス監督が現地時間12月13日に、自身のツイッターで声明を発表し、「個人のキャリアの問題について普段は話しませんが、正確でない情報が流布されるのを見過ごせません」とコメント。
続けて、起用されていた『スター・ウォーズ』シリーズの新作『Rogue Squadron(原題)』の公開が先になることが判明したため、『ワンダーウーマン』第3弾と重ならないように『Rogue Squadron(原題)』を一旦降板したと説明。ルーカスフィルムからは、『ワンダーウーマン』後にまた戻って来て欲しいと言われ、その旨新たに契約を結んだことも明かした。
そして、「『ワンダーウーマン』第3弾の製作中止が報道された時、私が企画を潰したとか、自ら降板したという、閲覧数目当ての釣り記事が出ました。これはた単純に正しくありません。降板したわけではありません」と報道をきっぱり否定した。
また、「現時点で私にできることは何もないと理解しています。DCはまさに今、変化を起こしている最中で、決断が難しいことは承知しています」と記し、DCに理解を示した。
ジェンキンス監督の声明発表を受け、ジェームズ・ガンは改めて声明を発表し、「私とピーター・サフランとジェンキンス監督の間で行われたやり取りは、プロフェッショナルで気持ちの良いものだったことを断言します」とコメント。ジェンキンス監督を個人攻撃するような報道に反論している。
引用:「パティ・ジェンキンス」ツイッター(@PattyJenks)
— Patty Jenkins (@PattyJenks) December 14, 2022