『ワンダーウーマン』第3弾中止を受け、ジェームズ・ガンがコメント
先日『ワンダーウーマン』第3弾の製作中止が明らかになり衝撃が走ったが、DCのトップに就任したジェームズ・ガンがこれについてコメントした。
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現地時間12月7日、The Hollywood Reporterがジェームズ・ガンとピーター・サフランがDCスタジオの共同会長兼CEOに就任して以降の新プランについて報じ、『ワンダーウーマン』第3弾の製作取り止めになったと報道。また、ヘンリー・カヴィルがスーパーマンに復帰する予定の『マン・オブ・スティール』第2弾と、ジェイソン・モモア主演の『アクアマン』の製作が未定となっていることが明かされた。
これを受け、ジェームズ・ガンがツイッターにて声明を発表。「昨日のThe Hollywood Reporterの記事ですが、事実もあれば、あるものは半分事実、いくつかは事実でなく、またいくつかはまだ決めかねている状況です」とコメント。「DCでの最初の一ヵ月は実りあるものでしたが、この先10年を決めるのには時間がかかり、まだ着手したばかりです。ピーターと僕がDCスタジオに就任した時点で、作品についても観客についても難しい状況になるのはわかっていました。映画とテレビ、アニメーション、ゲームで一貫した物語を提供するためには、避けられない過渡期です」と続けた。
さらに「しかしこの過渡期を乗り越えることで、最終的にはクリエイティブ面の可能性を広げ、これまでDCで機能していたことを発展させる機会となり、問題点を修正し、欠点よりも利点が大きいものとなるでしょう」「この過程で、全ての人を満足させることは出来ないでしょう。しかし、皆さんが大事にし、我々が人生を通じて大切にしてきたDCのストーリーとキャラクターのために、尽くすことを約束します」と表明。
そして「DCUの今後に関する質問は、残念ですがお待ちくださいとしか言えません。我々はキャラクターとストーリーに十分な時間と注意を払っているところで、我々自身、まだたくさんのことを模索している最中です」とコメントした。
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』で監督を務めたジェームズ・ガンは、今年10月に映画プロデューサーのピーター・サフランと共に、DCスタジオの共同会長兼CEOに就任。DC作品の方針を変換すると見られている。