マーティン・マクドナー監督最新作『イニシェリン島の精霊』 ゴールデングローブ賞最多ノミネートでキャスト&スタッフコメント到着
コリン・ファレルが主演するマーティン・マクドナー監督最新作『イニシェリン島の精霊』のゴールデングローブ賞最多ノミネートを受け、キャスト&スタッフのコメントが到着。併せて本ポスタービジュアルも解禁された。
【写真】映画『イニシェリン島の精霊』日本版ポスタービジュアル解禁
2017年映画賞を総なめし、世界を揺るがせた傑作『スリー・ビルボード』から5年。いまなお演劇界・映画界の最前線に立つマーティン・マクドナーの最新作となる本作。
第79回ヴェネチア国際映画祭においてヴォルピ杯 男優賞(コリン・ファレル)、脚本賞(マーティン・マクドナー)を受賞し、第80回ゴールデングローブ賞では7部門8ノミネート。ほかにもナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では主演男優賞(コリン・ファレル)をはじめ3部門で受賞、第27回サテライト賞では作品賞(コメディ/ミュージカル部門)を含む8部門でノミネートを果たすなど、アカデミー賞の前哨戦として注目されるポイントを軒並み制覇している。
このうち第80回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、監督賞(マーティン・マクドナー)、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門、コリン・ファレル)、助演男優賞(ブレンダン・グリーソン、バリー・コーガン)、助演女優賞(ケリー・コンドン)、脚本賞(マーティン・マクドナー)、作曲賞(カーター・バーウェル)の最多7部門8ノミネートを果たした。
ゴールデングローブ賞において、『ロブスター』(2015)以来、3度目のノミネートとなったコリン・ファレルは「バンシーズ(精霊)に命を吹き込むことができたのは、チームワークの賜物であり大変な喜びです。こうして仲間一丸となって祝うことができ、家で見ているスタッフ全員を代表して祝福できるなんて、この上ない喜びです!ブレンダンと同じく“ハッピー・デイズ”。そしてゴールデングローブ賞に感謝します!」と思いを明かした。
マクドナー監督が製作総指揮でもあった『ザ・ガード 西部の相棒』(2011)以来3度目のノミネートとなったブレンダン・グリーソンは「正にセンセーショナルです!感謝と共にとても興奮しております。ゴールデングローブ賞ありがとうございます。マーティン(x2部門)、コリン、ケリー、バリー、カーター、そして『イニシェリン島の精霊』に関わったすべての人と、この素晴らしいニュースを分かちあえることを嬉しく思います。更に愛する息子ドーナルとも、このニュースを共有することができて2倍の幸せです。ハッピー・デイズ!」と喜びを爆発させた。
今回が初のノミネートとなったケリー・コンドンは「夢のような瞬間です。まさに夢が叶った瞬間です。ハリウッド外国人映画記者協会の皆様、本当にありがとうございます。この旅で最高の時を過ごしています」と喜びをかみしめた。
マクドナー監督の『スリー・ビルボード』(2017)以来、4度目のノミネートとなった音楽のカーター・バーウェルは「マーティン、コリン、ブレンダン、ケリー、バリーと共に、この類稀なる作品でノミネートされたことを大変光栄に思います。あらゆる意味で心強い限りです」と語っている。
新たに解禁されたメインビジュアルには、コリン演じるパードリック、ブレンダン演じるコルムの2人の親友の横顔が捉えられている。突然の絶縁をコルムから言い渡されて動揺するパードリックに対して、断固として理由を明かそうとしないコルムの険しげな表情の先に隠されたものとは? 2人は見つめ合っているようにも、すれ違っているようにも受け取れる。
映画『イニシェリン島の精霊』は、2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。
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