ブラピが100年前の映画スターを熱演! 映画『バビロン』新場面写真解禁
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『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したデイミアン・チャゼル監督がブラッド・ピット、マーゴット・ロビーらを迎え製作した最新作『バビロン』より、ブラッド・ピットが演じる100年前のサイレント映画のスター、ジャック・コンラッドの新場面写真が解禁された。
【写真】映画『バビロン』ブラッド・ピット演じる100年前のサイレント映画のスター、ジャック・コンラッドの新場面写真
本作の舞台はゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド。サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、映画業界で夢をかなえようとする男女を描く。第89回アカデミー賞6部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』で、最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルが、自身で脚本も執筆、再びハリウッドを舞台に物語を描いた。
主演をオスカー俳優のブラッド・ピットが務め、現在ハリウッドで最も輝く女優マーゴット・ロビーが共演。そのほか、トビー・マグワイア、サマラ・ウィービング、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリーなど多彩なキャストが集結。
このたび、およそ100年前・サイレント映画界の頂点に君臨するスター、ジャック・コンラッド(ブラッド・ピット)の場面写真が一挙解禁された。
ジャックはファンの群衆の中で、たとえ短い時間であっても、一息つくことなくその場にいる皆に話しかけ、誰をも虜にする、大御所ならではの余裕と色気に満ちた魅力的なキャラクター。今回解禁された場面写真は、大御所の映画スターらしくサングラスをかけタバコを片手にニヤリと微笑む表情や、タキシード姿で大物女優フェイ(リー・ジュン・リー)と見つめあう艶やかな2ショット、ハリウッドに夢をみてジャックの元に飛び込んできた青年マニー(ディエゴ・カルバ)と遠くを見つめる立ち姿、さらにチャゼル監督と撮影現場でディスカッションをしている貴重なメイキングカットだ。
チャゼル監督は、華やかな映画界の最先端をいくジャックのキャラクターの特徴を「世界で最も高い興行収入を稼ぐ主演男優だ。まさにその瞬間にスターダムの頂点を極めた人物の一人であり、映画スター界という概念が比較的新しかったこの時代に、彼が呼び起こすヒステリックな愛と称賛は、現代の我々には到底考えつかないものだ」と解説。
まさにブラピのような本物のトップ俳優こそが演じられる役柄で、ブラピは「過去にさかのぼり、勉強した。ジョン・ギルバート、ダグラス・フェアバンクス、ルドルフ・ヴァレンチノの作品をたくさん見たよ。彼らの演技には真の魅力がある。サイレント映画は頼りとなる台詞はなく、たまに字幕が出るだけだ。だから演技もそれに合わせたスタイルがあり、今の僕らのものとは違うんだ」と映画史にその名を刻む往年の名優たちを参考に、サイレント映画独特の役作りを自身に落とし込んだことを語る。
ブラピはアカデミー賞前哨戦と言われる第80回ゴールデングローブ賞で助演男優賞にもノミネート。もし、本作で受賞した場合は『12モンキーズ』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』につづき3度目の受賞となり、その先のアカデミー賞へと期待がふくらむ。
映画『バビロン』は2月10日より全国公開。