「面白かった冬ドラマ」ランキングTOP10発表
2023年1月期放送の連続ドラマも、続々と最終回を迎えている今日この頃。クランクイン!編集部では、1月期ドラマに関する読者アンケートを実施。多くの視聴者に「面白かった!」と思わせた2023年冬ドラマのTOP10を発表していこう。
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今回の結果は、クランクイン!が2023年3月14日~20日の7日間で「あなたが『面白かった!』と思った冬ドラマは?」と題したアンケートを実施して集計したもの。投票は1人につき最大3つの番組まで。2467名から回答があった。
■第10位『しょうもない僕らの恋愛論』(80票)
眞島秀和
10位は眞島秀和が主演を務め、矢田亜希子、中田青渚が共演するドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』(読売テレビ・日本テレビ系)。
『冬物語』『部屋においでよ』などを手掛けた恋愛マンガの名手・原秀則による同名コミックを原作に、世代も性別もばらばらな男女3人の揺れ動く感情を繊細に紡ぐ、等身大のヒューマンドラマ。このドラマで眞島は、キャリア20年の40代独身デザイナーの主人公・筒見拓郎を演じ、矢田はそんな拓郎の高校時代に同級生・森田絵里役で出演。中田は拓郎がかつて愛した安奈の娘・谷村くるみを演じた。
■第9位『大奥』(124票)
冨永愛
よしながふみの同名コミックを実写化し、今秋にはシーズン2の放送も決定しているドラマ10『大奥』(NHK総合)が第9位にランクイン。
本作は、3代将軍の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを舞台に、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描く時代劇。つらい過去を背負った3代将軍・家光役に堀田真由、抑圧的な父のもとで育った5代将軍・綱吉役には仲里依紗、幕府の財政立て直しに尽力する8代将軍・吉宗役に冨永愛がキャスティングされ、原作ファンをも魅了する熱演を見せた。
■第8位『大病院占拠』(203票)
比嘉愛未
第8位は櫻井翔がトラウマを抱える凄腕捜査官役で新境地を開拓したドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)。
謎の武装集団によって占拠された大病院を舞台に、休職中の捜査官が事件解決に奔走する姿を活写したタイムリミット・バトル・サスペンス。櫻井演じる刑事・武蔵三郎と戦う鬼の仮面をかぶった武装集団のメンバーには、Sexy Zoneの菊池風磨や俳優の村上淳、タレントのベッキーなど、演技派から話題性十分の個性派まで召集。ハードなアクションと考察せずにいられないストーリー展開が最終回まで視聴者の注目を集め続けた。
■第7位『夕暮れに、手をつなぐ』(224票)
広瀬すず
第7位は広瀬すずとKing & Princeの永瀬廉が共演したドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)。
『愛していると言ってくれ』(TBS系)や『ロングバケーション』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合)の北川悦吏子が脚本を手がけ本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)と都会で育った海野音(永瀬)が互いに夢を追い、時にはケンカをしながらも笑い合って過ごした2人の“愛おしい時間”をつづった青春ラブストーリー。広瀬・永瀬のみずみずしい演技は、北川がつづる珠玉のセリフの数々と相まって、視聴者に大きな感動を与えた。
■第6位 『罠の戦争』(233票)
草なぎ剛
俳優、歌手として変わらぬ人気を誇る草なぎ剛にとって6年ぶりの民放ドラマ出演作となった『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)は第6位に。
『銭の戦争』『嘘(うそ)の戦争』に続く戦争シリーズ第3弾となる本作は、愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲巣亨(草なぎ)が、悪しき政治家に復讐(ふくしゅう)を果たすまでの道のりを描く壮絶な復讐劇。転落事故の背後でうごめく巨大な権力の正体を暴くため、物語の中盤からは鷲津が秘書から議員へ転身。さらに巨大な権力に近づくにつれ、鷲津自身がダークな一面を見せていくなど、想像を超えてくるストーリー展開で視聴者に驚きを与えた。読者からは本作に対して「脚本がよく練られているのと俳優陣の演技が素晴らしい」「ストーリーも面白いしキャストの演技がぴったりハマってる」などの声が寄せられた。