菅田将暉が宮沢賢治の7つの顔を体現 映画『銀河鉄道の父』場面写真7点解禁
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役所広司が主演する映画『銀河鉄道の父』より、宮沢賢治を演じる菅田将暉が詩人、学生姿、チェロ演奏などさまざまなシーンを演じた場面写真7点が解禁された。
【写真】詩人、学生姿、チェロ演奏など、さまざまな宮沢賢治の顔を菅田将暉が体現 映画『銀河鉄道の父』場面写真
本作は、宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた同名小説(門井慶喜著)を成島出監督が映画化。父・政次郎を役所広司、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、賢治の弟・清六を豊田裕大、母・イチを坂井真紀、祖父・喜助を田中泯が演じる。
菅田が演じる宮沢賢治は中学を卒業後、家業を継ぐことを断固拒否し、政次郎に頼み込んで進学するが、興味の対象がたびたび変わる青年。生活力もなく、父に金を無心するなど、今でいう「ダメ息子」だが、病気になった妹・トシを励ますために童話を書くと、その文才に目覚めていく。
菅田は『ミステリと言う勿れ』の原作主人公そっくりのアフロスタイルなど、出演作ごとに演じるキャラクターとビジュアルがニュースとなるが、本作でも短髪坊主姿のビジュアルが解禁されると大きな話題となった。
このたび解禁された場面写真は、少し幼さが残る着物姿やグレーの学生服、トシのために一心不乱に童話を書きしたためるまさに“詩人・宮沢賢治”を象徴する1枚をはじめ、宗教に信仰した賢治が必死に法華経を唱えるカット、きれいなスーツを身にまといチェロ演奏をするシーンなど計7点。勉学、人造宝石の商いや宗教、文学に農業に音楽―37年という短い生涯の中でさまざまなことに挑戦、その青春と、葛藤する宮沢賢治の7つの顔を、菅田が表現している。
花巻で宮沢賢治の親族にも会うことができたという菅田は「話を聞いていると“やっぱり面白い人だったみたいで!”と話されていました。賢治が多面的なんでしょうね。(賢治の)色々な面のここがいいよねというところが、それぞれいっぱいあります」と宮沢賢治を演じた感想を語った。
映画『銀河鉄道の父』は、5月5日より全国公開。