高橋一生主演『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』安藤政信&美波の姿を捉えた“怪しさ漂う場面写真”が公開
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高橋一生が主演する映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』より、ルーヴルに出入りする美術専門家・辰巳隆之介(安藤政信)と美術館職員でルーヴル館内を案内するエマ・野口(美波)を捉えた、怪しさ漂う場面写真3点が解禁された。
【写真】安藤政信&美波は23年ぶりの再共演という不思議な縁も! 妖しさまとう『岸辺露伴ルーヴルへ行く』場面写真
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、シリーズ累計発行部数1億2000万部超を誇る荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた傑作スピンオフ『岸辺露伴は動かない』。高橋を主演に迎えた実写ドラマ版の制作チームが今度はフランスと日本を股にかけ、劇場長編映画に挑んだ。それは美の殿堂、フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切で描かれた人気エピソードにして岸辺露伴最大の事件。
今回解禁されたのは、舞台であるパリ・ルーヴル美術館で見つかった収蔵品の調査員で東洋美術の専門家、原作には登場しない映画オリジナルキャラクターである辰巳隆之介を演じる安藤政信と、ルーヴル美術館の職員で、「この世で最も黒い絵」の謎を追うためはるばる日本からやってきた主人公の人気漫画家・岸辺露伴(高橋)と担当編集の泉京香(飯豊まりえ)を館内へ案内するエマ・野口役の美波の姿を捉えた、新たな場面写真3点。
ブラウンのタートルネックにチェックのジャケットという、ルーヴルに似つかわしい洗練されたファッションで、そのたたずまいから放たれるオーラにも知性があふれ出ている辰巳が、一見さわやかなほほ笑みを浮かべながら露伴と握手を交わすシーンでは、彼の裏に隠れたただでは終わらぬ予感をも漂わせる怪しさも。
また、ルーヴルの地下倉庫「Z‐13倉庫」で、懐中電灯で何かを探しながら、いぶかしげな表情を浮かべる美波の姿を収めたカットなど、露伴と京香がパリでこの2人と出会うことにより、“黒い絵”にまつわる露伴の運命が大きく動き出すことをうかがわせる。
本作で“岸辺露伴チーム”へ初参加となった2人だが、日仏での撮影を重ねていく中でキャスト陣はすっかり仲を深め、フランス人キャストのクランクアップの際には高橋、飯豊、安藤、美波らと共に身体を寄せ合い笑みを見せる和やかな集合写真も撮影されるほど。
輪の中でもムードメーカーとなった安藤は、本作の完成報告イベントに出席した際、「自分のとっつきづらさを皆が受け入れてくれる雰囲気が嬉しくてそこに感謝。『岸辺露伴』シリーズが長く続けてこられたのは、スタッフ&キャストがこの作品を愛していることと、こういった温かさと懐の広さがあるから」と喜びを述べていた。美波も公開記念舞台あいさつに登壇し「岸辺露伴の世界に参加できて、とても幸せでしたし、私はフランスと日本の両方にルーツがあるので、二つの国を舞台にした映画に出演できるということも大変嬉しかったです」と感無量の様子だった。
そして、安藤と美波は、実は2000年公開された深作欣二監督の映画『バトル・ロワイアル』にそろって出演。直接の共演シーンはなかったものの、撮影当時25歳の安藤と中学二年生の美波が俳優としてそれぞれ実績を積み上げてきた後、23年の時を経てこうしてまた縁がつながっていくのは、まさに本作の時代を超えた物語とも通ずるポイントであり、これも運命づけられたものであるかもしれない。
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は公開中。